観光(コチャン)

週末パンソリ公演2012.5.21

백강 문정사랑 2013. 9. 24. 14:21

うちの町では2012年の10月頃まで


 週末、野外パンソリ公演を


 無料観覧することができるようです。



 場所は郡のど真ん中


  パンソリの学問的大家  シン・ジェホ先生の古宅です。


  


  木曜日の夜


  たまたまリハーサルをしていました。


  
ソウルの教育ママ


 
ソウルの教育ママ



生演奏付です。韓国の伝統音楽独特のあの音が


 野外に響き渡ります。




 金曜・土曜の午後7時半から


 一時間公演ということです。




  私たちはこれに間に合うように

 

 急いで夕食を食べてパンソリ公演に向かいました。


 もちろんユン先生たちをお連れして。



  
ソウルの教育ママ

おや? 昨日のと演目が違う。


 今日のは農楽から始まる。



  
ソウルの教育ママ


 

この綱を超えてくるだけの


 芸を見せてくれたら


 こっちに入れてあげるという。



  場所移動して


 
ソウルの教育ママ


 家の側でのやりとりが始まる。



 
ソウルの教育ママ


 見事な独唱。



 そのあと、


 さあ皆さんもご一緒にと


  「アリアリラン。スリスリラン」


  の練習がはじまる。



  そして、こういう劇では


  お決まりのあれである。


 

  「誰かに前に出てきてもらって


  歌ってもらいましょう!」


  ということで



   拉致されたのは




ソウルの教育ママ



  


   うちの夫だった、、、




  「えみこー!たすけてー!」


  ウチの夫は


  踊ったり歌ったりが得意ではない。



  へたくその言い訳は、いつも


  「おれはヤンバンだから!」である。


  「歌ったり踊ったりするのは

  下層階級のすること」なんだそうだ!!



   そんな最前列にボーっと座ってるから


   拉致されたりするのよ。



  
ソウルの教育ママ



   現にユン先生は


  「あそこにいるとなんだか


   危なそうだったから席を移動した」 


   そうだ。


   感度がいいですね。  




  歌い終わった夫、というか


  三回も歌い損ねた夫は


  『こりゃ駄目だ」と無事に放免された、、、、



  ラストにみんなで、農楽のリズムに合わせて


  踊り狂ってお開きとなった。



  一時間くらいの公演なのだけど


  週末にここに来る人は、時間を合わせてみていったら


  良いと思う。


  言葉が分からなくてもそれなりに楽しい。



  私はあまり熱心に聴いてなくて


  昼の疲れからかぼけーっとしていたけど


  それでもなかなかたのしい。


   

  明日は別の土地に出発するユン先生たちを引き止めて


  最後に我が家でお茶の時間を持った。



  ユン先生も


  御同行のお友達も


  一緒にすごしていてなんとも気持ちの良い方たちだった。



  

  全羅南道の霊光に行かれるということで


  我が家の夫の予定が埋まってなければ


  同行したのだけど


  彼は彼でまた団体さんの案内を引き受けていたので


  ここでお別れ。



   ユン先生は


  「特別なにもない田舎だと思ってたけど


   いやいや、ここは文化と歴史のぎっしり詰まった町だった!」



  とうちの町を高く評価してくださいました。


  

  


  今度は、私たちが日本に行くときに


  ユン先生率いる文化研究会で


  ウチの夫が古代史の講義をさせてもらうことになりました。



  絶対行きます!


  ありがとうございます。 ユン先生! 


 


  会いたかった本の著者に会って、


  「あれ?なんか本のイメージと違うな」ってことも


  あるのでしょうが


  私の場合


  平面が立体になったユン先生と会って見て


  「実物の方が何倍も素敵だった!」

 

   のです。