こんなこと、あんなこと

つけられなかった名前2013.4.7

백강 문정사랑 2013. 10. 5. 12:57

久しぶりにあった由美さんご夫婦とは

 

 観光もしましたが


 いろんな話に花が咲く。



 由美さんは私が子供を生むたびに


 私がどこに住んでいても


 祝いに来てくれた人です。



 思い出話はつきません。


 うちの娘が


 コチャンに到着した由美さんたちの車を迎えに出たのですが


 あまりにも「アガシ」になってしまったうちの娘を見た由美さん夫婦は


 「あれが、まさか、えみちゃんちの娘なんだろうか?


 オトナじゃないか」と


 ちょっと戸惑ったといいます。




 10数年前、


 私が長男を生んだときのことです。



 我が家の子供たちは、ある時期まで


 二重国籍者ですから


 韓国名と日本名がつきます。



  韓国名は夫が


  さっさと「ハンギ」という名前をつけていました。



 じゃあ、日本名は、、と考えて


  何故だか私は


  『ジョージにしよう!」と思っていました。


 
ソウルの教育ママ


  漢字でもかけるし。(譲二、貞治、丈治など)


   この子が英語使用圏で暮らしても


  使える名前だし。と単純に。




  韓国では西洋に「ジョージ」という名前が

 

  あることはしられてるのですが


  韓国語の卑語と音が似ていて感じが悪い。


  でも、まあ、韓国では使わないしと。


  



  出産後、祝いに来てくれた由美さんに


 「この子の日本名はジョージにしようと思うんだけど」と


 いいました。


 


  ジョージと書かれた名前と、


  生まれたばかりの大きな赤ちゃんだった


  ハンギくんを見くらべて


  「その名前、この子には合ってない」


  と由美さんはつよーくいいました。



 結局由美さんと相談して


 ジョージという名前はやめることにし


 結局、ハンギという韓国語名から


 考えられる日本名を


 つけたのでした。



 それもその後、パスポートの更新以外には


 たしてい使うことはなかったのですがね。


  



   あのとき、由美さんが止めなかったら


  うちの長男の日本名は多分「ジョージ君」



  長男が、大きくなってみて


  やっぱり、この人に似合う名前は


  ジョージ君ではなかったな。

  

  あの時辞めといて良かったと


  思っています。  


  由美さんありがとう。 


 なんで私はあの時、長男の名前を「ジョージ」にしたいって


  思ったのか、それさえも忘れてしまいましたが。