韓国文化関連

3週間韓国語短期留学と馬耳山(2011年3月)

백강 문정사랑 2013. 9. 2. 19:09

 

へんなタイトルですが、ちゃんとつながりがありまして。

 

 

 

 

 

 東京にお住まいの「ちゃぎ」さんという女性が、

 

現在ソウルのキョンイ大学に現在語学留学していらっしゃいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ちゃぎ」さん、年齢は去年お会いしたときは25歳だったと思いますが

 

 30代のお子さんがいらっしゃるということです、、、

 

 ご主人は現在海外滞在中だそうで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼女がソウルに到着して一週間目に東北で震災が起こってしまい

 

幸い、「ちゃぎ」さんのお宅にもご家族にも被害がなく

 

そのまま留学生活を続行されています。

 

 

 

 この方とは去年の冬知り合いました。

 

「ちゃぎ」さんがお友達の「すみれ」さんと一緒に

 

 歴史探索のため、全羅北道の我が家までいらしたことが始まりです。

 

 

 

 

 

それ以来メールなどでやり取りを続けていたのですが

 

 今回「ちゃぎ」さんがソウルに3週間滞在するということで

 

 お会いしたいなあと思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ちゃぎ」さんは大の山好き。海外にでもいってしまう方です。

 

 たまたま我が家は「馬耳山」に行こうと思っていたので、

 

 お誘いしたら全羅道まで来てくださいました。

 

 

 

 

 

 

 「馬耳山」はマイサンと読むのですが、

 

 本当に名前のとおり、馬の耳のような形をしているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 自然保護のため2014年まで、頂上までは登れないのが残念ですが、、

 

 麓に有名なお寺があり、観光客がたくさん訪れます。

 

 


ソウルの教育ママ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 馬耳山は全羅道鎮安という地域にあります。

 

 鎮安は全州から車で30分くらい。

 

 

 

 馬耳山から降りて、鎮安歴史博物館に寄りました。

 

 

 

 見学後、博物館の職員さんから聞いて知ったのですが

 

 なんとこの鎮安10年前までは人口が12万人いたのに

 

 現在では2万人台。超過疎!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私の住む全羅北道コチャンという郡も

 

 人口が激減している地方ですが

 

 鎮安のように6分の1になるほどではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 仕事先を求めて、教育の質の向上を求めて

 

 人が都市に流出した結果で、韓国の田舎はどこも似たような状況です。

 

 

 

 

 

 それにしても鎮安の人口減少はひどすぎる。

 

 

 

 

 

 「一体なんでそこまで?」と聞くと

 

 大きなダムが出来ることになって、

 

 その地区の住民の大部分が移住してしまったことが一番の原因だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 そういえばこの歴史博物館のメインの陳列物は

 

 ダム建設に伴って発掘された土器類でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 鎮安に、「鎮安紅参スパ」というリゾート施設ができて間もないそうで、

 

 食堂でも博物館でも、「鎮安紅参スパ」に「行ってきなよ いいよ」 といわれました。

 

 そこでは「高麗人参湯」につかれるそうです。

 

 この鎮安の名産物が高麗人参なので。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 パンフを見てみたら泊まりで4人部屋が10万ウォン(7000円弱)

 

  景色もよさそう。 悪くないですね。

 

 

 

 

 

 お宿は鎮安にある私達の友人宅にお邪魔しました。

 

 「ちゃぎ」さんとゆっくりお話する時間が取れたので、現在の留学生活についてお聞きしました。

 

 

 

 

 

 留学期間は3週間だそうですが、その中に見学などの

 

 校外活動が含まれているので、実質授業は11日くらいしかないそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 授業を受けているのは、8カ国からの学生約80人ほどだそうで

 

 日本人がかなり多いそうです。

 

 

 

 

 日本から来てる子は10代後半20代の方が多いようで

 

 韓国スター好きの方、在日の方など様々だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ちゃぎ」さんはネットで調べた業者を通して、この学校に入学手続きをしてもらい

 

 下宿を探してもらいました。

 

 

 

 下宿は一人一部屋でお部屋にバストイレがあるタイプを選んだそうです。

 

 食事は朝晩おいしいのが出るそうです。食べる時間に決まりはあるけれど。

 

 

 

 

 

 

 授業は午前中の4時間だけ。

 

 

 

 クラスは最初のレベルテストで分けられて「ちゃぎ」さんは最高レベルクラスの中級2

 

 すごーい!パチパチ

 

 

 

 

 

 

 学生一人一人にサポートとして韓国人学生を「トウミ」(ヘルプ)として

 

 マッチングしてくれるそうです。

 

  

 

 トウミはボランティアなのですが、日本語を喋りたいとか外国人の友人を作りたいとか

 

 あちらにはあちらで思いがあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 語学院の学生に日本人が多いし、下宿はほとんどが日本人学生、

 

 ソウルのコーヒーショップで注文したら

 

 「こちらでお飲みになりますか?」と

 

 日本語で!聞かれたそうです!!!

 

 

 

 

 

 

 もー! 一体どこで韓国語使うのよって感じですね。

 

 

 

 日本語使いたい韓国人はソウルにたくさんいるし

 

 彼らは積極的なので、どんどん使ってみようと思うんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 「ちゃぎ」さんはすこしこの留学に物足りなさを感じているようでした。

 

 韓国語責めにされるのかという期待には届かなかったのでしょう。

 

 

 

 私は韓国のど田舎の大学の大学院留学を勧めました。

 

 日本語なんて全然使うことないし、

 

 珍しがられて結構重宝されるはずです。

 

 あくまで私の体験からですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二人で韓国芸能人話で盛り上がりました。

 

 

 

 テレビに出てきた芸能人のエクボをみて、

 

 「あれは整形エクボに違いない、位置が超不自然」とか

 

 

 

 「韓国の若い男の子のグループの化粧の傾向がおかしい」とか

 

 

 

 「枕営業の実態は?」とか 。

 

 

 

 

 

 

 

 「ちゃぎ」さんはご主人に呆れられるほどの親韓家で、

 

 韓国芸能人の整形問題なんかも、

 

 

 

 「あれは芸能人が悪いんじゃなくて、そうじゃないと

 

 やっていけない仕組みの世界なのよ」と

 

 

 

 彼らを必死に弁護しているそうで、す、すごい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな 親韓家の「ちゃぎ」さん。

 

 

 

 

 

 

 

 今回はお会いできなかったご友人の「すみれ」さんはまた違ったタイプの方で、

 

 このお二人のやり取りが絶妙で楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回「ちゃぎ」さんの短期留学にあたり、 「すみれ」さんは

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ちゃぎは 韓国に整形しに行きました。 

 

 期間が3週間だってのは, それくらいあれば腫れが引くからです」 

 

 

 

 

 と あちこちで言ってるそうです!!!(  ゚ ▽ ゚ ;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「シンプル イズ べスト」の「ちゃぎ」さんは整形には手を出さないでしょうが

連日の韓国語発声で、今まで使ってない筋肉を使うようになって

 

 「顔が筋肉痛」だったりするそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 私も韓国生活の最初の3ヶ月くらい、そういう状態を経験しました。

 

 その結果顔の感じが変わるということは、十分ありえます。

 

 

 

 「やっぱり整形してきたのね!」 といわれることを覚悟して帰国してください 「ちゃぎ」さん。

 

 

 

 

  ありがとうございました。 (えみこ)

 

 

 

この記事に写真を載せたかったのですが、 なぜか写真をつけると公開できなくなってしまい

 (そんなヤバイ写真は貼ってませんが!!)

 文章だけで失礼します。