教育の話

校長公募制

백강 문정사랑 2013. 9. 3. 14:33

 韓国の小学校の校長先生を選出する方法の一つとして、「校長公募制」というのがあります。

    (学校の役員や教員で適任者を推薦する場合もあります)


 

 人口6万ほどのうちの町の小学校の中で、


 

 校長先生の任期が、

 

2011年の一学期で終わる学校が二つありました。


 

 その二つの学校の校長先生を、公募し選挙するということになりました。



 

 もちろん立候補者は校長になる資格を持った教員だけです。



 

 先週がその校長候補の受付期間だったのですが


 

 どちらの学校も 候補が一人ずつ立候補しました。



 

 立候補が締め切られ、次は各学校の父兄に向けて

 

 校長が自分の教育方針の説明会を行います。



 

 うちの子どもの通う小学校が、まさに今回の校長公募選の行われる学校です。


 

 今日、こんなプリントが届きました。




 

 「校長公募制 教育課程 説明会」


 だそうです。


 希望者は、申請して出席するようにということです。


 今週の木曜日にその説明会があるのですが、、



  実はうちの子の通う学校に、


 たった一人立候補した校長先生候補というのは


 夫の姉さんのご主人さんでして、、、


 

 どうして他の候補者が割り込んでこなかったのかというと


 うちの夫が学校の運営委員をしているので


 「あの学校は運営委員に根回しができている」


 という根も葉もない噂が流れ(夫はなんにもやってない)


 

  ということで、このままことが進んで


 校長先生候補に特別な問題がなければ、


 うちの子供たちの叔父さんが校長先生に


 なってしまう確立が大きいので、びっくりしています。



 だいたいうちの夫が運営委員になったのも、ただの成り行きで


 本人はまったくやる気がなかったのです。




 父兄に根回しなんてとんでもない。偶然の偶然。


 世の中ってどうなるか分からないものだわー と思います。


 私達は二年前に田舎に降りてきたよそ者家族だったのに。


 


 「えこひいき」というものが、『あって当然」という面の強い韓国で


 叔父さんが校長先生となると、うちの子どもたちのスクールライフに


 かなり違う風が吹いてくることになりそうです。


 ここに載せる情報も、もっと学校内部に肉薄したものが出来そうです。


 そうなると学校ぐるみの交流とか、お願いしやすい、受け入れやすい立場になります。


 私は教員ではないので、親戚だからということで特別なことはありませんが、


 やっぱり学校との関係が近くはなりますね。



 

 公募制の結果は、まだまだ分かりませんが、


 こんなことがありました  ということで。


 お付き合いありがとうございました