えみこ書評(2010年以降)
スーホの白い馬2011.7
백강 문정사랑
2013. 9. 5. 16:02
福音館書店から1967年に出版されたこの本
「スーホの白い馬」
モンゴルの民話ですね。
たまたま先日手にとった日本の読売新聞の記事に
こんなのが出てました
現在、福音館書店の相談役となられた松井直さんの「わたしの一冊」
松井さんが選んだのが「スーホの白い馬」でした。
ー「日本の子供達へ360度に広がる世界を見せたい」
と、モンゴル在住経験のある絵本画家の赤羽末吉さんの一言で、この本は作り始められたそうです。
赤羽さんは二年を掛けてこの絵に手を入れ
和紙に日本画の絵具で雄大な大草原を書き上げたそうです。
今でこそ、日本はいい絵本がたくさんありますが
当時は、創作絵本の草創期。
松井さんは。その立役者といえるでしょう。
ありがとうございます。
松井さんの著書には、初めてディックブルーナの絵とであったときの衝撃など、
まだ日本にはなかった、様々な絵とであったエピソードが紹介されています。
彼の絵本観と、絵本選びの基準が紹介されていました。
子供達になんの絵本をかってあげようかと、迷ったときの参考になると思います。
私は現在の日本の小学生の教科書に
まだ[スーホの白い馬」があるってことが、驚きであり、うれしくもあります