オリバーくん2011.7
どの親にとっても、自分の子供は賢く見えるし、
ひょっとしてこの子「天才?」なんて思う瞬間があると思います。
子供達の学習能力はすごく高いですから。
大人からみるとその成長速度は考えられないくらいです。
家庭には、親ばかともいえる親からの無条件の愛情があるから、
子供は安心して育っていくのだと思います。
この本はその「親ばか」を、ちょっと皮肉った楽しい絵本です。
オリバーくんは ふくろうです。
なにをしても、上手にやってのけるので
お母さんは オリバーくんを -将来俳優に
お父さんは 、 いやいや、医者か弁護士に と思っています。
これはお父さんが買ってくれた、お医者さんごっこセットと、弁護士セットで遊ぶオリバーくん
どっちの真似もオリバーくんは上手にやってのけて
親を喜ばせます。
両親はオリバーくんの将来に大きく期待しているのですが、
さて、オリバーくんは大きくなって
何になったのでしょうか?
それは、、、、
しょうぼうし さん!
でした!!
男の子達はパトカーや消防自動車が大好き。
うちの息子も、いろいろやらせてても将来そうなるかも。
でも、そうなっても悪くないですよね。
ピアノとバイオリンがひけて、4ヶ国語くらいしゃべれ
いつも本を片手に、詩を書いたり、絵をかいたり、
軽くオペラを口ずさんだり、そんな人達が志願して消防士さんになる国って
かなり文化水準高い国だとおもいますが。
私は将来この韓国の子供達が、
アフリカとかの未開発国に散っていったらいいのになあと思うのです。
みんな小さい頃からやってて、いろいろできることがあるんだから、
母国とか、先進国で椅子とりゲームばっかりしてないで
世界に文化の種をまいていく人になってくれたらなあ と思います。
うちは息子に「将来国際結婚して欲しいんだけど。
できたらアフリカの真っ黒な肌の人と、、、」とかやんわり言ってます。
あくまでも親の希望ですけどね。
この絵本、初級の日本語教育にもつかえます。