高速バス乗り換えサービス2011.7
韓国は実にバスの便が発達している。
韓国全土に高速道路が張り巡らされ、ほとんどの地方都市とソウルを結ぶバス便がある。
ソウルには「江南高速バスターミナル」 「南部バスターミナル」
[東ソウルバスターミナル」 などの大きなバスターミナルがある。
ところがだ、 地方から上がっていくとき、 ソウルではなくて
ソウルのちょっと手前、たとえば、スウォンとか、ソンナムとか天安くらいで降りたいのに
自分の出発地から、その市に直通のバスがない場合がある。
そうなると一度ソウルについてから、また別のに乗り換えて引き返すことになるので
時間と距離の無駄である。
以前から、その無駄を省きたい人たちは、高速道路の休憩所に泊まっている
自分の行きたい行き先に向かうバスの運転手と各自交渉して載せてもらっていたりしたが
それが、キチンと制度化されだれでも利用できるようになった。
それがたしか二年前くらいだったのだろうか? ちょっと日ははっきり覚えてないが。
「高速道路休憩所乗換え」 というシステムだ。
どこの休憩所でもオッケーというわけではなくて
決まった休憩所での限定サービスだが。
この[チョンアン」休憩所は それができる休憩所
これは地方在住者にはとてもありがたいサービスだ。
この休憩所の左端にあるこの建物
高速バス乗り換え停留所と書かれています。
ここで目的地までのチケットを買って、乗車時間を確認して、
(最初にバスに乗るときも、チョンアン休憩所行きを買えば良い)
斜め前にある乗り場で待っていれば良いのです。
係員さんが立っていて、チケットを確認し、乗りたいバスにのせてくれます。
これって便利だよなあ。 なにより無駄が無い。
私は日本に帰るとき 釜山→大阪 の船を使うことがあるのですが
フェリーが瀬戸内海を通過して、明石大橋なんか通ってる頃になると
「ここで降ろしてくれよ!!」 と心から思います。 地元が徳島なので
大阪で降りた後、また徳島まで帰ってこないといけないので。
淡路島あたりで放りだしてくれたらどんなにラクチンか!
といっても海外旅行の場合はパスポートがあって、
入国出国管理が要るのでバスとは事情が違いますね。
そういえば、地方→東京のバスはあっても
その手前で降りたい場合、そういう乗り換えサービスってないですよね。
っていうか日本の高速バスってトイレがついてるから
途中でトイレ休憩っていらないですよね。
私の知る限り 徳島→東京のバスなんかは途中で、同乗しているもう一人のバス運転手さんと
途中で運転を交替することはあっても、基本的にノンストップです。
バスのおなかの荷物を載せる部分に、簡易ベットのような施設があるので
そのもう一人のバス運転手さんはそこで休息をとっているということでしたが。
そういえば、日本に帰って「高速バス」に乗るたび、
「高速バス?」全然早くないけど、 低速バスの間違いではなくて???
というくらいゆっくり感じます。
韓国の高速バスは、すごいスピードで走るんですよ。
車線変更、追い越しもやりまくり。
あまり心臓の強くない方は乗らないほうが良いかもしれません。