幼稚園の運動会 2011.9.24
今日土曜日、小学生は「ノルト」と俗に呼ばれる学校の無い土曜日です。
来年からは小学生も土曜日が休みになると聞いていますが。
現在のところは、第一週と第三週の土曜日は学校があり、
第二週、第四週は学校が休みです。
うちの末っ子の通う幼稚園はの園長先生は実に教育に熱い人です。
先週の週末が恐竜博物館への遠足だったし
先月末にたしか金曜土曜で、一泊のお泊り保育をして
生活教育を子供たちに施してたと思います。
それなのに、今週は室内体育館を借り切って幼児運動会です。
こちらの園、評判が高いのですが
先生の辞めていく率がとても高いのは、おそらくこの多すぎる行事に
先生たちの負担が大きいためではないかしら?? と思います。
ともあれ、朝から海苔巻き作って、学校が休みの上の子たちも連れて行ってきました。
午前10時から、午後一時までという短い時間に
様々なプログラムが用意されていました。
足につけた風船を踏みあって残った数を競うゲーム
綱引き
足にふくろをはいてのリレー
障害物走
タイルひっくり返しゲームなど。
普段は会う機会の無い父母たちが
パパたちまで顔をあわせて、汗を流す楽しい時間となりました。
うちの夫は最近土曜の午前は中学生の体験学習を担当しているのですが、
終わった足で駆けつけてくれたので、一緒に応援しました。
私はほとんど全種目参加して
最後の父母混合リレーではトップを走りました。
結果もトップで、うちのチームの勝利に終わりました。
リレーにしても一般の韓国人はバトンの受け渡しとか、全然できません。
だから走る距離で差がついてもバトンの受け渡しでモタモタして、追いつかれるのが常です。
体育の授業で練習したことが無いのだと思います。
韓国は一般の生徒の体育のレベルと、「選手」のレベルがすごーく違います。
韓国の30代、40代の女性というのは
学生時代にも、その後にも、あまりちゃんと運動した経験が無い人が多いので
日本でちょっと何年か運動系の「部活動」というものを一生懸命した女性なら
なにを競っても圧倒的な差をつけて勝てます。
その差があまりにも目に付くので
韓国で簡単なスポーツをやるときなんて、(バレー・バスケ・ドッジボール)
「えみこさんを女子の部にいれるのは公平なことなのか?」という
ブーイングが相手チームから起こったりしたこともあります。 ( ひどい!!!)
いや、私の場合、日本の大学の体育の授業でも
すでにそういうことを言われていたのですが、
韓国にきてますます言われるようになっただけです。
日本は特別に親が神経を使わなくても
「部活動」というシステムに入ってさえいれば
なにかひとつ運動ができるようになっていたり
楽器が吹けるようになっていますが
韓国は、昔もそうですし、、
そうですねえ、今でもそういう形で出来るところは限定されるかもしれません。
日本って楽器でも運動でもどんな地方でもちゃんと指導者がいて
それを子供に教えてくれるシステムがありますから
ホントにそれって、うらやましいです。
そういうことがあるから、「先進国」って呼ばれることがあるのだと思います。