おいしいもの

我が家のキムジャンえみこ編2011.11.30

백강 문정사랑 2013. 9. 11. 10:20

 

えみこです。


私の親戚の家全体に配るキムジャンが始まったので


 ブログ書いている場合じゃないんですが、


今白菜の塩漬けの加減のせいで、ちょっと時間ができました。


 「本日締め切りの原稿を書き上げてくるから」


  といってキムジャン現場をちょっと抜け出してきました。


  ほんとに今日提出の原稿が一つあるので。




  二日くらいいろんなパターンで書いてみたのですが


 結論部分に上手く着地できなくて、最後が書けずに手が止まってしまい


 「そういう時はあれこれ悩まずに、楽しく書くに限る!」と思い


 こっちの方に遊びに来ました。


 我が家のキムジャンというタイトルにすると

 

 もしかして他のメンバーもアップしてくる可能性があるので


 えみこ編とつけました。



 最近かずこさんの記事があがってこないのは


あちらももしかして「キムジャン」では?と思ってるのですが。



 田舎の主婦同士、なんか顔が疲れてたりすると


 「週末キムジャンだったのよ」


 「あーそうだったの!」で一言で通じるところがあります。



  昨日、「本日キムジャンをするから」という至上命令が


 お上から出たので(親戚で一番偉い人)


 うちの夫はまたも急遽白菜畑にいって白菜を切り取ってきました。


 


 うちの旦那は、そういうことに絶対文句を言いません。


 「なんで自分ばっかり」とか「またかよ」とか絶対言いません。


  思ってもなさそうです。


 上の人の言うことを通してあげて、


 上の人の気持ちを汲んであげることで


 自分の行く道も楽になることを、


 骨の髄から知っているすごく伝統韓国人度の高い人です。


 すごくお年寄りを大事にします。


 

 


  今回は300個。 しかも今年の白菜出来が良くて大きい。



  アジュンマたちは「最高のキムチコリ(素材)だ!といって


 そろって 褒めています。



 そして昨日の夕方仕事から帰って大急ぎで


 キムジャン現場に直行。



 山のように積み上げられた白菜

  


 白菜の海!


 


 私はこれを包丁で半分に切ってへたの部分をくりぬきます。


 


 

その半分にした白菜の断面と葉の間に塩を塗りこんでいきます。

 



 

 グレーのたらいに入ってるのが天日塩


 

 我が家の塩はなんと5年補完して


 

 にがり成分を落とした貴重な塩!


 

 作業する人はみんなゴム手袋をはめて


 

 


 

  

 どんどん出来上がっていきます

 


 

 塩漬けだけで、4時間。

 


 今日の昼前には、これを水洗いします。


 これが一番体力がいるような気が個人的にはします。



 私は今日も途中仕事に抜けていくので


 キムチの全部は手伝えなくて申し訳ないのですが。



 

 また次の工程の写真がとれたらアップします。(えみこ)  


 


 

 これはまだ未完成


 

へたの部分をもっとえぐります


 

その方が塩の染み込みがいいから。

 

キムジャンの工程をアップしていきます


  塩漬けの終わった白菜を洗っていきます。



  大きな桶を3つくらい用意し


  白菜を移し変えながら


 大量の水で白菜の塩気をすすぎ流します。


 




 



 

 白菜の屑がすぐにたまるので


 そのつど、ザルですくいます。





 



 

 桶の水も頻繁に換えます。



 この日は雨が振っていたので




 作業は雨具を被って。



 


 どんどん積みあがっていきます。



 これが昼前から始めて、午後5時くらいで終わったでしょうか。




 夜の間に、ヤンニョンの手配をします。



 山ほどのたまねぎ、しょうが、葱、からし菜などを

 

  切り刻んでいきます。


 夫の姉さんが一晩かけてとろ火で


 魚礁を煮込んだそうです。



 「寝ちゃいけないと思いながら、ついうとうとして、、、


  いやー、眠かった。」と 言ってました。


 




 翌朝です。



 かなり白菜の水が切れました。


 




 

 大根は大根で別に漬けます。


 白菜キムチに


 挟み込むための大根は別に切ってあります。




 

  どんどん材料が放り込まれて


  ヤンニョンが完成していきます。




 


 お店で干した唐辛子をペーストにしてもらったもの。


 


 すごい量のヤムニョン


 



 

  


 

 どんどん手伝いの女性が集まってきます。




 これは始める直前のティータイム


 お手伝いのうちのお一人が持参してくれました


あんまんと自家製のしょうが湯をもってきて下さったので


 まずはみんなで頂いてから



 


 

 後はもうノンストップでの作業に入ります。


 

 

  白菜にヤムニョンを漬け込んでいくのは


 お手伝いに来てくれたアジュンマたち



私はここに水を切った白菜を積み上げ


 真ん中のヤムニョンが無くなったら


 下の大だらいから汲み上げます。


 アジュンマ達は ヤンニョンをはさみ終わった白菜を


 タッパーに詰め込んで行きますが

 

 そのタッパーがいっぱいになったら


 集荷場とでも言うべき場所にタッパーを動かし

 

 新しいタッパーと交換します。


 







 

積み上げられたタッパーの一部


 

 これは、

 キムチ冷蔵庫からもってきたタッパーですね。



 この作業も結局4.5時間だったでしょうか。


 ということで、今年のキムジャンが終わりました。



 写真が実に乏しくていい写真が取れてないのは


 えみこの状況が

 

「写真撮ってる場合じゃないから」だとご理解ください、、、、



 終わったときには


 このキムジャンの責任者・作業者のほぼ全員が


 「もう来年はキムジャン辞めよう、、、買って食べよう」と


 洩らしたのでした、、、


 キムジャン辞めるって、この人たちにとっては


 ほとんど「韓国人辞める」に近いので


 急病にでもならないかぎり


 そんなことありっこないのですが。