教育の話

娘の卒業式(1)2012.2.11

백강 문정사랑 2013. 9. 16. 10:48

 

昨日は娘の小学校の卒業式がありました。



 

 今年の卒業式は


 

  ちょっと変わった趣向で!ということで


 

  いままでにないことをいろいろやったそうです。



 

 そのうちの一つが


 

  卒業生によるダンス! と



 

   

  卒業生による演奏会! 



 

 


 

  


 

  (普通、下級生がやるでしょう?)



 

  そして卒業生が一番前列で


 

 お菓子とジュースを食べながらの卒業式!!


 

 先生と父兄はパイプ椅子に座って前を向いての参列。



 

 校長先生が壇上で話しているのだが


 

 子供達は、お菓子をボリボリ。





 

   

   なんやこれ!


 一体、どういう発想で、卒業生だけにお菓子を出して


  くちゃくちゃ食べながら参列させるのか!



  ということを学年主任の先生に質問すると


 「ああでもしておかないと、うるさいわ、動きまわるわで

 

   管理が大変なので、お菓子を前においてあれば食べるのに忙しいから


  とりあえず座っているでしょう」


 と答えた!!


 あんたらの小学校教育の成果がそれかい!!!



   6年も小学校で教育しても、おまえらサル並み?ってこと?


  韓国でも公立小学校のレベルがどんどん低くなってるといっても


  まだ、そこまで絶望的じゃないぞ。



   うーん、これって


  子供達にすんごい非教育的なメッセージを発信していると思うけど。


    とにかく、先生達の知恵?が功をそうして


   生徒達は実に静かに式に参列した。



  クラス代表を壇の上にあげての卒業証書の授与に


 

  各賞、各奨学金の授与。 


 

 うちの娘も壇上で代表授与させてもらった。


 

  

    


   6年生全員で90人くらいしかいないので


  ラストに全員壇にあがって、校長先生から直接卒業証書をもらう



   



 一人一人 卒業証書授与に際して


  スクリーンに顔写真が出る



  将来の夢、 尊敬する人 という言葉が添えられている。



  うちの娘が家でいうには


 卒業式の二日前に学校で


  「イキナリ将来の夢と尊敬する人を書けっていうんだよ!


  そんなの思いつくはずないよー!!」



  うちの夫は


  「ムンちゃん!尊敬する人の欄にはもちろんお父さんの名前を書いたんだろ?」


  「そんなの書くわけないじゃない! 何考えてんの?」


 と娘に一蹴され、うちひしがれていた。


    お気の毒。 思春期の娘をつっつくと痛い目にあうのに。



 うちの娘の尊敬する人欄には


  「青山剛昌(コナンの作者)と東野圭吾』 (笑)

 

  



     

 

   無難に 両親と書いた子もたくさんいた。


 

  将来なりたい職業に、やたらと「教師」があり


 

   なぜか『歯医者」が目立った。


 

    医者の中でも、何故歯医者?  



 

  少数派では、パテシェになりたいとか、お父さんになりたいとか(笑)


 

  料理師になりたいとか、でもそのなかで


 

   一級料理師の資格を取りたい、なんてのは


 

   かなり具体性があって、


 

  こう書かれていると漠然とした「料理師」より実現可能な気がしたりした。



 

  


 

 お菓子のおかげなのか、


 

 つつがなく式はおわり、生徒も父兄も各教室へ向かって別れていった。


 

 涙の卒業式はここからだった!   つづく