先生冬休み何したの?2012.2.9
子供達が学校から帰ると
今日あったことを
ばーっと喋ってくれます。
(多分、親に話しても良いと彼らが判断したものだけ)
この話もその一つ。
うーん、この話はカテゴリー「学校教育」であってるのか??
ま、学校であったことなので
とりあえずここに。
娘の担任の先生の顔が冬休み前と違ってると
誰かが言い出したらしい。
先生は20代半ばの女性。
とくに目の辺りの変化が著しいと。
ある女子が
「先生、この冬休み、二重まぶたの手術した?」
と直に聞いたら。
先生は
「うん、したよ!」
と軽く答えてくれたそうだ。
子供達は一学期の先生の写真をネット上で
ひっぱりだして比較してみたりもしたらしい。
先生はもともと二重まぶただった。
(といってもそれもある時期に作ったものかもしれんが)
冬休みの手術は大きさとラインを変えるための
おていれだったのだ。
この「二重やり直し」というのは、
韓国ではかなりポピュラーな手術だと思う。
一度手を入れた人には、特にあまり抵抗がなくなるのだろう。
二重のラインにも「流行」があるので
昔やった手術で作った目が「なんか古臭い」と
なったら「作り変えよう」となるのだろう。
年配の女性の目に、ときどき
「すっごい不自然な二重まぶた」
がくっついてたりする。
「その目、閉じることができるんですか?」
って思わず聞きたくなる。
同じ医者でやったという仲良しの女性二人の目が
全く同じになってたりすることもある。(笑)
しかし、「先生は冬休み何してたんですかー?」
との答えが
「整形手術よー!!」
ってのは、なんかちょっと、、、、、
いや、先生達が休み中、かなりの時間を学外研修にとられてるのは分かってる。
何とか大学で3日間とか、一週間とか
長期休みのときに、そういうのが義務的に入ってるようだ。
だけど、先生達が受けてきた教育って
とりあえずすぐには子供達の「目には見えない」
「学んだこと」は、見えないところに積み重なっていくものだから。
そしてだんだん香りを発していくのだと思う。
(積み重なった知識が発酵して芳香を放つのか、腐って腐敗臭を放つのかは、個人差があるけど。)
子供達の感性が開いていたら、その香りを感じ取れると思うけれど
受け取る方の感受性にも相当の個人差があるだろう。
しかし、どっちにしても先生達が香りを放つ努力をしてくれないと
鼻の効く子がいても、香ってはこないわな。
先生という立場にある方が
「知的作業に嬉々としていそしむ姿」を、
子供達の前に見せてくれたら
こんな教育効果の高いことはない。
整形が悪いとは思わない。やりたい人がやればいい。
私だって60歳過ぎて、細胞の再生力が弱くなったら
リフトアップ手術に手をだしてお直ししようとおもってる。
だから先生、冬休み何してたんですか??
って子供達に聞かれたら
「整形してたのよ。
でもね、その間にフロイト関連の書物には
一通り目を通せたわ!」
くらい言ってくれんかな!
人様を変えようなんて、大それたことを考えてはいけない。
それも、相手は先生様である。
変えようと思わないけど、
変わってくれると良いことがいろいろあるだろうと思う。
先生の知的パフォーマンスが向上して
人間的総合力が高まることは
これからの生徒にとってプラスになる。
たとえうちの子との関わりがなくなっても。
だから私と夫は、先生に贈り物をした。
それは 「本」。
美人が本を読んでいるとサマになりますから!
といって贈った。
きれいになることも賢くなることも、
どっちも良いことだと思います。
でも片方にバランスがよりすぎると美しくないので
次に整形しにいくときは、「本を片手に」どうぞ。