高敞金氏一家と朝鮮資本主義の植民地起源(1)
高敞金氏一家と朝鮮資本主義の植民地起源
というテーマで二月に発表した内容をこっちに
移そうと思って探したのに原稿がない!
えらいこっちゃ!
ああ、そうだった。
最初から韓国語で書いたので
日本語原稿がもともとないのでした。
といっても、私が発表した内容は
この本の一部要約なので
本当に関心のある方で
正確に知りたい方はこれを読んだほうが早いと思います。
出来ればこの本の韓国語訳があるといいのですが
韓国では今の段階でまだでていません。
資料が非常に豊富で、とても詳しく調べてある本なので
韓国の近代史の資料としても
非常に「使える本」だと思います。
- 日本帝国の申し子—高敞の金一族と韓国資本主義の植民地起源 1876-1945/カーター・J・エッカート
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発表での韓国語資料をもとに簡単に解説します。
目次が
はじめに
1、著者紹介
2、 発表目的
朝鮮資本主義の形成と日本政府の支援
1、日本による朝鮮近代化政策の変化とその背景
2.、朝鮮の資本家階級形成
1)金性洙の紡績業
2)京紡の資金流入ルート
①株式資本
②政府補助金
③銀行融資
3)融資元朝鮮殖産銀行
4)融資条件の変化と朴泳孝の存在
5)戦況の変化と軍部との関係緊密化
結論
いう構成で10ページくらいしかなく
書籍の中から『金融」つまりお金の流れにだけ注目して抜き出したものです。
これが総督府と朝鮮人資本化の結びつきを説明するときに
一番説得力があって分かりやすいキーワードだろうと思って。
時代も1905年からではなく
朝鮮に企業家が生まれ始める1919年前後からの
ことだけを扱いました。
これを調べた著者はすごい!
在韓歴7年! 結構短いですが。
うう、、、長い。この文章書いてても長い。 研究成果だから話硬いし。
これ一体私いつ書いたんだっけ?
確か子供達が冬休みにはいってたから忙しくて
でも、夫が毎日原稿の催促するから
死ぬ気で一生懸命書いたような、、、、でも覚えてない。
とにかく長いので切ってアップします。
関心のあるかたどうぞごらんください