韓国文化関連

また、韓国のお墓(土葬)をつくる(1)2012.4.30

백강 문정사랑 2013. 9. 17. 09:26

2011年7月に


「韓国のお墓を作る」という記事で


韓国の「土饅頭スタイル」のお墓の作り方をアップしたことがあります。

 



 

この時は


 夫の叔母が亡くなった時の葬式だったのですが


 

 その方の連れ合いであった夫の叔父が先日亡くなったため


またお葬式がありました。


 前の葬式から一年も経ってないのですが。



この訃報は、


「嫁さんに先立たれると、

 男は長く持たない、、、」


  あちこちで、


 多くの男性に


  警告を与えたのでした。


 「嫁さんに長生きしてもらうことが


  、自分の長生きに繋がる!」と。




 去年の7月暑い時期の埋葬は


 それはそれは大変でした。



  夫の叔母の死が急であったため


お墓の場所だけは定まっていても、


山奥の墓に行くまでの道が全くの未舗装でした。



  ひどく急な坂を


大きな『棺」を担いで登っていかなければならない!



 


葬儀の中心を担う家庭も大変だったし


埋葬に参列しただけの私も


その墓地に着くだけで大変でした。



あの時はもうまともに歩けない


 うちの義母まで一緒に連れて行きましたから。

 

 坂道の車椅子は超危険!


 手を離したら終わりです!



 山の坂の角度がかなり急で、石ころだらけですから。


 なんとかお祖母さんたちも


  上まで一緒にあがりましたが。



 去年の強烈な記憶のせいなのか


 今回埋葬の参列者が


急激に減っているような、、、、



埋葬に参列するぞー


 と夫に言われた私は



 『また、葬式か」 


 じゃなくて


 『また山登りだ!」


 と思って礼服の準備じゃなくて

 

 登山用の靴を出しました。



 平日ではなかったので葬式に


 子供全員連れて行きました。



 



  山の入り口には民家があって、


家庭用の葱やニンニクをうえています。


 
ソウルの教育ママ



   さあ、すごい崖を登るからね!


 と子供たちに言い渡しておいたのですが



  
ソウルの教育ママ

 あれー!階段が出来ている!\(゜□゜)/



 見てください! 


 この斜面を階段なしで登ったんですよ!


 前回は。(´□`。)



  今年は、夫の叔父の危篤の報が入った段階で


 すぐに家族が墓地に手を入れたそうで、


 こんなに登りやすくなっていたのです。


 すばらしい!



 
ソウルの教育ママ


登りきると人夫さんが、男女あわせて10人足らず待っていました。



 遺族一番のりは私たち。



 
ソウルの教育ママ

 これが去年のお葬式で作った土饅頭式土葬の墓



 その横に四角い穴が掘られていました


 
ソウルの教育ママ

 あれ? 去年の穴に比べてだいぶ小さいな。



 
ソウルの教育ママ

  待機するフォークレーン



 
ソウルの教育ママ

 お墓を作るときに、挟み込んでいく芝



 
ソウルの教育ママ


 これは、、、 小さな芝が必要なときに細切れにするための機械だそうです。



  
ソウルの教育ママ

 


 亡くなった奥さんのお墓と 


 これから作られるご主人のお墓


 私たちはちょっと早く着きすぎたようでした。



 暇をもてあました


 ウチの夫が人夫さんたちに


 「うちの奥さんは日本人なんですよー!」

  

  と話している。



 人夫のおじさんたちが


 一斉に私を見る!


 いらんこというな 夫!

 だまっとれ!


 

  一気におじさんたちの日本人評が始まる!



 大体は日本人に好感を持っている人が多かったらしく


 「いやーうらやましい! 


  日本人の奥さんは

 世界で一番良いっていうじゃないか



 夫:「大嘘ですよ!はっはっは!」



 一人だけものスゴーく日本人が嫌いな人がいたらしく


 「イルボンノム」(日本人野郎)を連呼していた。



   まったく、うちの旦那は、話が好きな人で


 あっちに行ってもこっちに行ってもこんな感じなんである。


 

   山の上の墓地でまで、、、