夫育て魔法のルール何故不完全が良いのか?
昨日私がアップした記事に質問が来ました。
今すぐできる「夫育て」魔法のルール
ということで以下のことを箇条書きにして
帯の文章を上げたのですが。
・何のために夫を成功させたいのかを明確にする。
・「夫」ではなく、「夫の達成すべきこと」に視点をおく
・喧嘩の時は夫に謝らせる
・お金の管理は夫に任せる
・夫に自信をつけさせるにはムチ8割アメ2割
・魅力的な妻の最大条件は「不完全さ」
・夫に圧倒的自信をつけさせる魔法の言葉は
「あなたと結婚して幸せ」
・夫が勝負をかけるとき、妻は度胸
この6番目の
・魅力的な妻の最大条件は「不完全さ」
ってどういうこと?ということに
説明が欲しいという要望がありました。
本をもう一度読んでこの部分に
補足をくわえますと
これはこの本の第4章
夫にとって魅力的な妻になるコツ
のラスト部分に書かれていることです。
舛田麗さんはこの章の中で
『女性として生まれてきた
現実を再確認して
今すぐ魅力的な女性を目指すことです」
と言い切ります。
舛田麗さんは
夫が成功しても、妻として愛されなければ意味がない!
妻が魅力的であれば「夫育て」は加速する!
そのために
・知性を磨く
・魅力的な女性から学ぶ
・夫が興味をもっている情報を入手する
・感性を磨く
・身奇麗にする
・羞恥心と神秘感を持つ
・寛容さ
・他人を祝福する心
・笑顔
・素直さ
・品性
などの具体的なポイントを挙げて
目指すイメージを細かく語っています。
しかし、こういう
いわゆる「すっごく素敵な女性」になったところで
最後のポイントをクリアできないと
「妻一人だけ立派」な家庭になってしまうというのです。
逆にそうなると「夫育て」どころか
「夫を自分の引き立て役」に
してしまいかねないという
恐ろしいことになります。
一番大事なことは
そういう風に自分を磨いた女性が
「夫に甘えられるかどうか」 が鍵だそうです。
女性が自分磨きをするのは
夫にとって魅力的な妻となる土台づくりのためです。
女性としての完全さを目指す過程で
女性としての自信がついてくるということです。
しかし「夫にとって魅力的な妻」となるために必要なのは
実は『不完全さ」。
具体的には「甘える」という行為です。
夫は妻を幸せにすることで、
妻からの感謝で
自尊心が高まり
男としての自信がつきます。
舛田麗さんはこういいます。
「これは自分がどう振舞えば
夫を一番効率よくレベルアップさせられるか
ということを
考えられなければ出来ないことなので、
かなり高度であると思います。」
つまり女性がこれをやるには
女としての、人間としての自信が必要です!
自信からはゆとりがうまれます
ゆとりがあって初めて、
相手にたいする導くための愛情が湧いてきます。
ということです。
ですから、とても逆説的なんですけど
女性としての自信をもっているからこそ
夫に対して「不完全な自分」を見せることができる。
という話なんだそうです
しかもここがこの「夫育て」のマスターキーになる!
ということですので、大変です!
著者の舛田麗さんは、多分男社会で非常に頭角を現してバリバリと
働いてきた方です。それはご主人が舛田さんを評する話から分かります。
男性社会での不条理や、女の生きにくさというものがよく分かっている方です。
舛田麗さんのあとがきに
こんな言葉があります。
私はみなさんに『強くあってほしい」と思います。
それは男性化して強くあるということでは決してありません。
女性としての特質を発揮して輝いて欲しいのです。
女性には2つの要素があります。
一つは「育てる」要素と
第4章でふれた魅力的な女性つまり「美しさ」です。
---中略ーーー
私は
「女性としての強みを最大限に生かしきったときにこそ
最大の幸福があるのだ」
ということを強くあなたに伝えたいのです。
せっかく女性として生まれたのです
女性として力強く生きましょう。
男性に虐げられる女性像や自己犠牲の精神は捨てましょう。
闘う女性像も捨てて、本来の自分らしく
女性らしく、力強く輝いてください。
あなたを通して素敵な男性が誕生することを願っています。
女性としての強みを生かして、輝かしい人生を歩みましょう。
ということで、
まさに『夫育て」の成功で
自分も幸せになったというすごい女性の言葉でした。
こういう人が身近にいたらいいなあと思うのですが
そういうことがない人は
そういう人が書いた本を身近において何度も読みましょう!
本って本当にすばらしい。
私は死ぬまでもっともっとたくさんの本を読みたいなあと思い、
今日も本に感謝を捧げています。
著者の舛田麗さんにも感謝!なのです。