教育の話

先生の家庭訪問2012.4.6

백강 문정사랑 2013. 9. 17. 10:31

昨日娘の担任の先生が家庭訪問してくれました。



  日本ではフツーに4月に家庭訪問が


  小学校などではあると思いますが


 韓国で先生が家庭訪問してくれるというのは


 ちょっと珍しい。



  娘の学校でも去年まではなかったそうです。



  先生と保護者が挨拶する


  話しあう時間を持つための「教室での面接」は


 設けられていても「家庭訪問」はなかった。


 

 今年から家庭訪問希望者の家に先生が出向くという


 オプションができたそうです。


 多分最近の韓国の教育問題深刻化の対策の流れではないでしょうか?



  先週末っ子の幼稚園でも先生との個人面談がありました。


  これも去年まで無かったのですが


  園長先生に聞くと「学校の暴力問題事件の余波ですよ!」 と


  おっしゃってましたから。



 



   先生はミニタイトに黒いタイツで、


  こんな靴を履いて現れました。


  


  


  


   おしゃれで綺麗な先生でした。





  



買って来た苺と、


うちの夫がていねーいに淹れた日本茶


 

 



 

 


 一時間くらいおしゃべりしていってくれました。



 びっくりしたのが


 家庭訪問を希望した家庭は


  クラスでは「我が家」のみ (約30人中)



 おそらく他のクラスでも


 先生が家を訪問することを


 希望した家庭はいないとのことでした!!

 

 

 先生が家にくることを歓迎するオンマは


 そういないそうです。



 オンマである私一人が先生と約束して学校で話すよりも


 


 家庭訪問だったら

 

 夫も一緒に会えるし


 娘の弟たちの顔も見られるし

 

 「そのコ」を理解するなら、家庭全体を見たほうがいいだろうから


 「家庭訪問」は教育的にとっても効果的だとおもうのだけど



  希望する家庭は多くないのが実態なのか、、、、



  私は日本での先生たちの


  「家庭訪問」の感覚で考えてたからな



  ほかの韓国人のオンマたちみたいに


  「ええっー!!先生が来るんだったら


  あそこもここも掃除しないと、 」とか


  「なにをお出ししたら?」とか


  「お土産には何をもたせたら?」


  とかあんまり考えなかったので気楽なんだろう。


 日本でも考える人は考えるのかも。




 先生も慣れてないらしく


 「手ぶらできてしまって、、、」と恐縮するが


 家庭訪問に手土産もってきてどうする? 先生。



 私が小学生の時

 

 「一切お茶菓子を用意しないように!」と


 各家庭に厳命した先生がいたなあ


  


  深く話してみると

 

 先生と私は同じ年だった。


 「えー!先生お若く見えますねえ


  いいとこ30歳くらいだとおもってましたよ!」


 と言ったら


 あちらも


 「おかあさんこそ、私もそう思ってたんですよ」


 と二人できゃあきゃあ褒めあったのだった。


  若づくりの女ふたりである、、、



 正直な先生で


 「まあ、ご主人のほうは、もっともっと年上に思ってたのですけど


  同じ年でしたか」


 というので、みんなでケタケタ笑った。



 教育の話というより、どうでもいい話をたくさんして


 


( ウチの娘にとりあえず、


 ああせいこうせいという問題が別に


 見当たらないということで、

 

 結局娘の話は、、してないな。)



  先生をお見送りした。



 

とにかく新学期は忙しい!


 との面談がこれですべて終わった。



 


 なんか肩の荷がどさーっと降りたような気がした