男子高校生30人と遊ぶ夏(4)2012.7.23
さあ、夜になって
夕食は、外でバーベキューです。
ここで焼くことに
日は暮れていくのですが
なかなか準備は進みません。
野菜類は、川に遊びに行く前に
すでに洗ってあり
下ごしらえも済んでます。
肉は焼けばいいように
冷蔵庫にはいってます
あわせ味噌の類も全部お皿に盛られてます
でも、、、あるものに時間がかかってます
ウチの夫が
普通のバーベキューはしない!
とあることにこだわったせいです。
大変時間が掛かっています。
あることとは???
これは二週間前の写真なのですが
肉を何かの上に載せて焼いています
これはなんでしょう?
これは、「かわら」なのですが
こうしてただの金網じゃなくて
火を十分に入れた瓦で焼いたお肉って
美味しいのです。
石焼ですね。
ただ、瓦が温まるまでに少し時間がかかります。
今回は、瓦の準備が無かったので
ウチの旦那が。
そこらへんにある、
薄くて広い石を探してもってきました。
薄いといっても、10センチ以上の厚みはありますが。
これを熱して、この上で肉を焼きました。
「石なんて汚いんじゃないの?」と学生が言うと
「石が温まった後に、豚の油でなんどもふき取ればいい」
「こんなに分厚いのに本当に火が通るんですか?」
「まあ、みてろ」
ということで
お腹をすかせた学生たちを待たせてしまいましたが
彼らが生まれて初めて食べた
「石焼き(それもそこらへんで拾ってきた石)の肉」
はものすごく美味しかったらしく
「こんな旨い肉はじめて食べた!」と
学生諸君を唸らせました。
その熱した石の上で焼くと
しいたけだのえのきも
とても美味しく
こんな食べ方が世の中にあるなんて、、、と驚かれました。
キャンプ終了時に
「今回印象に残ったこと」を
発表させたとき
何人もの学生が
「石の上で肉を焼いたこと!」と答えたのでした。