こんなこと、あんなこと

韓国に残ったたった一つのサーカス団2012.8.31

백강 문정사랑 2013. 9. 30. 10:42

今日は


  子供たちが郡のホールで見せてくれる「サーカス」が


  見たいといってます。


  大急ぎで家に帰り子供たちにご飯を食べさせて


  次はサーカスを見に出かけました。



 チケットはすでに一枚も残ってないというのですが


 天気のせいで、空席が目立ちます。




  

 薄暗くてわかりづらいでしょうが


 このポニーテールのお姉ちゃんが


 客席案内をしてくれてました。



 キレイな人、どっかで会ったなあと思ったら


 なんとあなたは!



 



 


  毎週名唱を轟かせてくれる


  パンソリのプリマドンナではないですか!


  このホールが忙しいときは


  こっちで手伝ってるのですね。



  おお!できればパンソリ衣装を着けて


  案内してくれたらいいなあ!!



 私が写真を撮ってたら


  フラッシュが係員の目に留まったらしい


  急いで注意しに飛んできた。


  「写真撮影は禁止です!」


 はい、どうもすみません。


 どうせ、館内が薄暗くてまともに写らない。



  今日の舞台は、韓国で唯一維持できているサーカス団である


  トンチョンサーカスという団体が見せてくれるのだという。



   たまたま、先日手に取ったこの雑誌


   「月間中央2012年9月号」に


  そのトンチョンサーカスの記事があった。


   6ページにもわたって詳しく紹介されていた。



 



 私は、彼らの芸を去年


  旅行先の済州島で見たことがある。



 大変な芸を見せてくれるのだけど


  団の維持はとても難しいらしい。


  やはり経済的な問題なのだけど。


 

  韓国人の団員はもう二人しか残っておらず


 のこりはベトナムやカンボジアなどから来た


  少年少女だったりする。


  


 


  この記事を読んだことで、


 普段こういう催しには興味を示さない夫まで

  


  一緒に観覧した。



 そして彼らに恥ずかしいくらい


  大きな拍手と声援をずっとずっと送っていた。



  団の内情を書いてあるこの記事を読まなかったら


  夫は見に来ることもなかっただろう。


  ジャーナリズムの役割って


  大きいよなとあたらめて思った。




  でもこの雑誌、月刊誌なので


  丹念に取材した記事が上がっている反面


  即時性に欠けるところがある。



  たとえば、これ


  


 韓国のガールズグループ ティアラの


  「メンバーいじめ問題」が 


  8月の頭くらいに韓国のメディアを賑わせていた。




  あの時はこれが最大の関心ごとだった。間違いなく。


  でも8月の終わる今、そんなこと誰か覚えてる??


  ああ、そんなこともあったわね、、


  くらいのモンであって


  その忘れられようは恐ろしいくらいなのです!! 



  人の噂も75日だったっけ?


いまやあれも10分の1くらいに


 縮めてもいいかもしれません。


  人の噂も一週間!