光復節の記念番組2012.8.14
おはようございます!
いい朝です。
明日8月15日は日本では「終戦記念日」
韓国ではその日を、光復節と呼びます。
韓国人にとってはめでたい祝いの日です。
にっくき極悪非道の悪徳日本人たちに
支配されていた
麗しのわが国土を自分たちの手に取り戻した!
という感動の日ですからね。
昔は在韓の日本人、なんとなく
「今日はソトに出ないほうがいいかも、、」
という自重の念が湧く日でもあったようですが。
この日にはテレビでも、その関係の番組が流れます。
以前、私が実家の徳島に帰ったとき(徳島紀行)で
簡単に書いたと思うのですが
徳島県のお寺にお嫁に来た韓国女性
(伝統舞踊の第一人者)
大日寺の金昴先さん (キム・ミョウソンさん)
という方がいます。
三年前くらいに知り合って、それ以降
帰省のたびにお目にかかっている徳島の、いえ全国的に
有名な韓国人女性です。
http://ameblo.jp/happy-seoul/entry-11149512361.html
徳島紀行(10)大日寺の韓国人住職さん
2012年の光復節の韓国MBCテレビの
取材対象として
この方が選ばれたらしく
この春から、韓国の取材チームが徳島の大日寺に
滞在していました。
なんでこうなったかというと、
うちの夫の友人の文化欄記者に
金昴先さんを紹介して
(すでに金昴先さんは韓国でも有名でしたが)
その記事が大変好評で、
それがテレビ局のスタッフの目にはいり、
光復節の記念番組制作ということになったそうです。
この金昴先さんは芸術家です。
韓国は、、とか日本は、、、とか
理論的にああだこうだという判断をしません。
しかし外国人の身で、住職にまでなり
ご主人の残したお寺をしっかりと守り
、そして息子さんをしっかりと育ていこうという
この方の姿勢は
韓国人だ日本人だというレベルを超えて
誰の心にも人間的な感動をよび起こします。
彼女が韓国人に
「日本人に苛められないの??」
と聞かれることがあるそうですが(笑)
「いじめ??私が日本人を苛めることはあっても
私が苛められるなんてありえない!!」
と笑い飛ばします。
日本にきてから、そういった類のことは
まるで無かったと言います。
たまたま徳島に舞踊公演に来て
そこで大日寺の住職に惚れられて、熱烈に求婚されて
心を決めて韓国から移り住んできた人です。
結果的にとてもドラマチックな人生を生きていますが
最初はただこの方も
「好きな人といっしょに暮らしたい」がはじめだったのです。
亡くなった住職はとても素敵な男性だったそうです。
頭の毛はすべて剃られていて
「王様と私」のユル・ブリンナーのような
美男子だった!と
金昴先さんはおっしゃいます。
今も、舞踊家としての活動を続けながら
それもアメリカ・日本・韓国の三国にまたがって。
しっかりと生きている素敵な女性です。
こういう人が光復節のドキュメンタリーの主人公になるって
韓国も変わったなあと思います。
放映時間は
確か8月15日午前11時前後だったと思うのですが
ちょっと確認、、 あ!あった。
MBC放送 午前11時です。
8.15特別ドキュメンタリー
日本を踊らせた一人の僧侶
金昴先
http://www.dongponews.net/news/articleView.html?idxno=21952
8·15 특집 다큐멘터리 '일본을 춤추게 한 스님, 김묘선'
というタイトルらしい。
在韓のみなさま、 そしてもし、こっちに移せるようなら
こちらでもアップできるようにしてみます。
どうぞ、たくさんの方々がごらんになれますように
彼女の生きてきた道は
新しい韓日関係を作るための
希望になるとおもいます。