息子の撮影を見守る2012.9.
今日は一日、うちの末っ子のスンギくんのお付きで
テレビ番組の撮影にお付き合いしていました。
放映予定は9月18日(火)の午後6時50分
(今週末まで撮影して、来週の頭放送ですから
大急ぎですね!)
MBC の ノルラウン セサン
あれこれ驚くような事例を
集めてきては取材して放送している番組で
一時間のうちで4トピック扱うので
一つのネタで10分から15分です。
それでも撮影は丸二日。
私はスンギくんをつれて
朝10時に家を出てロケ現場に向かいました。
このお家のご主人が
撮影の主人公ですが
今回はその主人公の、子供時代を撮影するために
うちのコが呼ばれたわけです。
なにをするのか良く分からないまま
とりあえず機嫌よく到着したスンギくん。
ところが詳しい撮影内容を聞いて
「やりたくない!」と言い出した。
それほど難しいことは、言われてないのだけど
本人がつむじを曲げてしまった。
しょうがないのでスタッフ総出で
うちのコの機嫌をとり始めます。
ほーらみてごらん! このカメラで撮るんだよー!!
スタッフがカメラを置いて、お菓子を買いに走ります。
「好きなものあるかなー?」
猫なで声です。
スンギくんが協力しないと
撮影できません。
だって子供時代の回想シーンだから。
一番スンギくんの機嫌を直したのが
スマホでのゲームでした。
一応、本人撮影に同意はしてくれたのですが
ぶっすー
ふん!
という機嫌の悪い顔で
全く笑いません。
構成作家のお姉ちゃんが
スンギくんの手をとり
言葉をかけ、
なんとか撮影に持ち込みました。
撮影が始まりました。
この湖の脇の道を
お父さんの手をとって歩いてくるという設定です。
お父さん役の人も、うちの息子同様
現地でいきなり調達した人なのですが
両班役が似合う方でした。
抱き上げるシーンも
近くにカメラが寄って
細かい表情を撮る。
スンギくん全く笑ってくれませんが。
スタッフがかなり遠くの畑の中に移動して
遠くから二人が歩いてくる光景を撮る。
次の撮影現場に移動
字を教えるお父さんのシーン
ホントになんかの時代劇のようです。
字を書いて見せているところ
抱いて、教えているところ
また移動して別のシーン
小さいときに
お花を手折ってしまったところ。
はい、また次のシーン
今度はお墓
だんだん スンギくんの機嫌が良くなって来た。
くくく!
そしてラストシーン
風の吹き上がる丘で
お父さんと手を繋いで
アボジー!!
でめでたく撮影が終わりました。
ほとんど2時になっていました。
全部終わったので
にっこり笑うスンギくん
あー すっきり という顔ですね。
車に戻って、移動して
遅いお昼ご飯を食べてお別れしました。
スンギくんはラストにはすっかりスタッフのお兄ちゃんと
仲良くなって
駆け回っていましたが
「その笑顔を撮影の時に見せてくれよ!」
と惜しがるお兄ちゃん(笑)
MBCの放送は私の住む地方では
見られない時があります。
ソウルなら問題ないのですが。
後でDVDにして完成映像を送ってくれるということでした。
こんなに撮っても画面に
出てくるのはホンの少しでしょうが。
スタッフは今からソウルに戻って
大急ぎで編集に掛かるそうです。
スンギくんが小学校に上がる前の
良い思い出になったなと思います。
日本のおじいちゃんおばあちゃんにみせたら喜ぶかもしれません。
この写真なんか
すごく「絵になってる」し。
「秋夕」のポスターみたいね。
私横で見てただけで
何にもしてないんですけど
すっごい疲れた!
スンギくんが「やりたくない」とぐずったときも
「それなら辞めて帰ろうか」と思った。
スタッフの人は困るだろうけど、
嫌がる子供にやらせるほどのことでもないし。
私は絶対無理!子供がタレントになって、
それについてまわるなんて。
スンギくん、もしそっちの方面に進みたかったら
自力で頑張ってください。
お母さんはとてもこんなしんどいことやれません!