こんなこと、あんなこと

これいくらなの?2012.9.25

백강 문정사랑 2013. 9. 30. 14:58

今日は今までためていた記事をまとめてあげてます。



  うちの近所のスーパーはセール期間で


   朝から晩まで大安売りでガンガンやってます。



  午前中、晩御飯の材料を買いに行ったのですが

  

   私がヨーグルトを物色していると


   横でおばあさんが私に


   「これ、いくらなの?」

 

   と聞くので「1980Wです」と教えてあげた。



   スーパーなのでどれにも値段が書いてあるが


   おばあさんは読めないようだった。


    こういう人には市場の方がラクなんでしょうね。


  

  「じゃあ、これは?」


   「5900Wです」


  「こっちは?」


    「ああ。これは三つで7900Wです」


   おばあさんが聞く限り答えた。



   私がレジに並んでいると


   前に立ったおばあさんも


   どういうわけかまた「読めない」人だったらしい。


   

   おばあさんがもってきた大きな青い唐辛子には


   かなり大きな字で1980Wと書いてあるが


   レジの店員さんに


    「いくら?」



   そして


   かつ自分が持っているお金から


   どのお札を出していいのか分からないようで


   お札をみながら迷っていた。


   


   私が


   「この青いのが一枚と


    あと、小銭で探して見ましょうか?」と


   いっしょに財布からお金を出した。



    レジをやってる主婦パートらしい人も


   こういうおばあちゃんには慣れてるらしく


   いっしょに待ってくれた。優しい人だった。



    韓国の田舎の郵便局や、銀行、それから薬局にいくと


    こういう光景が実はそれほどめずらしくない。



    あと「耳の遠い年寄り」も混じるので


    コミュニケーションにいろいろ大変なことがあるのだけど


    「お年寄りだから」で


    ちょっと待つ気持ちの余裕があれば、それほど苦にもならない。





    そういえば先週行ったソウルには


    驚くほど『若い人」が多かった。年寄りが少なかった!



    私はだんだんもう田舎化してきて、


    ソウルのスピードについていけない。


    人が多すぎて辛いよー!息がしにくいよー!


    青い空が見たいよー! な田舎好きの人になってしまった。

 

    ソウルに住んでた頃は、


    ソウルが楽しかったのにな。


    まあどこででも生きていける種だったということが良く分かった。

    



    大学生以上、30代くらいまでの


    人が田舎からはごそっと抜けていて


    一体どこにいるのかなあと思ったら


    ソウルに山の様にいたんだった。



    私は最近では


    「2万Wですよー!」とレジで言ってるのに


    「はいはい」と平気で2000Wを出す


    とぼけたじいちゃんばあちゃんの多い


    この町が以外に住みやすくて


    それなりに笑いながら楽しいことを見つけて住んでいます。 


    田舎も捨てたモンじゃないです。