卒園迫る、でも教育は最後まで2013.2.14
うちのスンギくんの卒園がちかづいています。
しかし、
スンギくんの幼稚園からくる「宿題」は
いっこうに減りません。
昨日の宿題
そろばんの宿題と
漢字の宿題と
国語の書き取りの宿題
この「書き取り」の教材は
小学校入学後にやる国語の教科書をもとにした「パダスギ」という科目です。
これを先生が読み上げて
子供たちがハングルを書き取るのです
この Vになってるところは
マスをあけるところです。
一年生ではマスあけが出来なくても減点されませんが
学年があがると、きっちり 「分かち書き」まで要求されます。
スンギくんの通う幼稚園では
入学までの一年間で
小学校一年生過程をシュミレーションするので
パダスギはもちろん
「日記」もかかせ
「連絡帳」もかかせてきました。
しっかし、あと一週間しか残ってないのに
「最後の最後までがんばります!」という
この幼稚園の意気込みに
いまさらながら、驚く。
だって、小学校なんか
2学期の期末テストを終えてしまえば
なんだか毎日「遊んでる」んです。
娘の通う中学校も同じ。
二月にあった一週間くらいの「登校日」も
帰ってきたら「今日は○○っていう映画みたよ」
ばーっかり。
そんなに日替わりで映画ばっかりみる時間があるなら
来年の予習とか、今年の復習とかできないわけないでしょ!!
読書大会するとか。
でも子供たちからは「今日の動画は、、」の話ばっかり。
韓国の私教育のスタートも
最初は公教育の補完としての意味からはじまったらしい。
しかし公教育の力の抜けようを憂慮して
私教育が伸びてきてしまったのが韓国の教育。
といっても、結局、自分の子供の教育には
家庭が責任を持つしかない。
スンギくんの通う幼稚園の院長先生は
この公教育のだらしなさをものすごく批判している人だ。
最後まで手を抜かずに
きっちり教えて送り出します!!
という態度が宿題に現れてて
ご立派!と感嘆するほかない、、
スンギくんは、宿題を仕上げて
かばんに詰め込んで
鉛筆をけずって今日もまた幼稚園に行きました。