こんなこと、あんなこと

韓国の小学校での英語記事2013.2.19

백강 문정사랑 2013. 10. 4. 16:27

年末に書いた「韓国の小学校の英語教育」に


 関する記事が、雑誌になって


 自宅に送られてきました。


  


ソウルの教育ママ




 

 今回の雑誌は



 プレジデントファミリーの2013年4月号



 うーん、まだネットの四月号が探せない。


 もしかして


 まだ書店に並んでないのかな???


  二月十八日発売と書いてあるけど。


  

  

プレジデント Family (ファミリー) 2013年 03月号 [雑誌]/プレジデント社
¥880
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 四月号は一冊まるごと英語特集だったようで


  


 私が書いたのは


 韓国の


 「公教育」の


 「地方」の


 『小学校」で


 どんな英語教育がなされているかという記事です。


 カラー4ページ。


 
ソウルの教育ママ



韓国の公立小学校での英語教育は1997年からの


 スタートですから


 今まだ「英語教育するべきか?」みたいなことを


  もぐもぐと言い争っている日本の教育事情からすると


  かなり『先」を行っているといっても良いと思います。


  とりあえずここでは


  「日本の20年先を行く!」というタイトルがつきました。




  普通の田舎の公立小学校でも


  こんなにやってんだ!!というのが


  日本人の読者さんにとっては驚きではないかと思い


  あえて取材を田舎の小学校にお願いしました。




  この号には「英語教育」を考える親御さんからでる


  一般的な質問


  
ソウルの教育ママ



 ママだけが英語教育に意欲があって


 夫をはじめ、ジジババたちは「英語教育」に理解が無いのだけど?



 とか



 (これって!韓国で私たち外国人ママが


  子供に自分の母国語を教えるかどうか!

  

  というときに多くの人がぶち当たる壁です。


  韓国で「英語教育」はやめとけというパパ、祖父母は多くないはず!


  英語は良いのに、ほかの外国語はあかんのか?


  それおかしいやないかあ!!)



  
ソウルの教育ママ



 お金をかけないで


 明日からてっとり早くはじめるには?


 とか(なんかこの質問、日本らしい。韓国だったら


  銭稼がなあかん、銭なしで教育なんかできるか!という声がでそう)



  の質問に対して専門家が答えています。




 あと、見事にお子さんを英語のバイリンガルにした方々の体験談


 もいくつか


 
ソウルの教育ママ



こういうスタイルで


ものにする方もいるようです。


子供の前では日本語を使わない!


ソウルの教育ママ

なので、


 「英語教育どうするか?」に関心のあるかたにはとっては


 面白い一冊だと思いますよ。




  私が個人的に好きな「鵜沢の英語」も

普通のこどもが普通にやってバイリンガルになる世界初の英語習得法 CD付 (アスカカルチャー)/明日香出版社
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 も取材されてました。



  



  ただ、ずっと韓国で子供を育てている私が


 これを読むと


 「う~ん、日本って、いまだにまだこのレベルでやってんのか、、、」


 って感じはしますね。



  ってのが、『英語やらせるか、やらせないか」

 

  ってのを、韓国で議論する余地がすでにないからです。



  ここでは『英語はやって当たり前の科目」になってます。



  だからってみんながぺらぺらじゃないですけど


  確実に日本よりは『英語が出来る人」の割合が


  高い国です。


  多分アジアの中では日本の状況の方が、


  特殊なんだと思います。



  私が仕事で知り合った


  ソウルの名門大学の教授たちは(ソウル大や高麗大)


  英語は当然当然出来ます。


  彼らはアメリカやイギリスで学位をとって帰ってきた人ですし。



   そして教授交流制度とかで、日本の早稲田で教えてきました!


  とか、これがそろって言うんですよ。



  だからこれまた日本語がすごく上手なんです。


  当然同じように中国で教えたって方も。


 つまりバイリンガルではなく、彼らはすでにトリリンガル。


  この人たちの能力の高さってのは


  一体どうなってんだ??と思うくらい。


  

  「え?普通じゃなく教授、日本語流暢ですけど、


  日本で教えてたのって一体何年前ですか?」


  と聞くと

  

  「うーんと10年前かなあ?」


  とかいいながらぺらぺらしゃべる。


 それもそこにいたのはたったの一年だったりする!からいやんなる!きー!


  もう私は恥ずかしくて、


  韓国語を使うのやめたくなる、、、、


  できるだけ「綺麗な日本語」を心がけて話す。


  


  そういう方たちは、日本語科の教授とかしてる


  地方大学の韓国人教授より


  よっぽど発音が良かったりして驚いた。




   個人が、ああだこうだいっても


  世界の流れは、どんどんグローバル化


   


    モノリンガルでも暮らせないことは無いけど

  

   そこでいろんな機会を享受しようと思えば


   「すごいモノリンガル」でないと、かなり辛くなると思うのです。


   なにより語学がもう一つできると


   『面白い」ので。



   だから私が斉藤ひとりさんのいう


   「英語はいらないよ」は


   斉藤さんみたいな「生き神様」みたいな人なら


  そりゃいらないでしょ!と思うのですが


   じゃあ私も要らないよね!と思うほど楽天的でもない。



   ので、やるかやらないかじゃなくて


   「とりあえずやってみて、走りながら考える」


    「無理が見えたら途中で休む」


    くらいの感じでいいから


   、英語はスタートしたほうが


    いいのではないかと 思ってます。



  

 この雑誌の特集の中で


  セミリンガルということばが出てきていました。


 つまり、何ヶ国語もかじったあげく


  母語さえ、子供並みの言葉しかしゃべれない人間になっちゃうことを


   憂慮しているわけですよね。


  英語教育やりすぎの弊害として。



  

  ともかく「英語教育」について、ちょっと考えたいなあという方は


  書店で手にとってごらんになってください。