犬の子供のように、、2013.2.26
さっき私は、息子のお友達と
息子が遊んでいる様子を
『犬の子のように仲が良い」と
書きました。
これは、二人がじゃれて遊んでいる姿を
大型の子犬が遊んでいるみたいで
あんまり深く考えず、そう書いたのです。
これを読んで「!」と思う日本人はいないと思うのですが。
これを韓国で
「犬の子が」と韓国語に直訳して言ってしまうと
そこからもう、「罵り言葉」(ヨク)(辱)に
なっちゃいます。
犬の子というのが、すでに韓国ではワルクチなんです。
直訳すると 「ケ セッキ」なんですけどね。
なんで「犬の子がワルクチなわけ?可愛いじゃん」と
むか~し夫に聞いてみたところ
韓国で馬鹿にされるのが
「出所がよく分からない人間」であるという。
つまりきちんとした族譜がない家庭の出身であるとか。
だから「我が家の族譜は~!!」とか
偉そうに威張る人がいたりするのでしょうか?
出自を誇るというか。
ですから、「根がない」ということが、韓国では恥ずかしいことであって
そういう意味で「犬っころの子」ってのは
誰が親だか分からん。という意味で
相手に対する最高のワルクチになるということでした。
この背景が分からないと
「犬の子」といわれたら
「私って子犬のように可愛いのかしら?」と
錯覚してしまいそうです。
韓国のヨクのなかで
「イ セッキ」(このやろう)
「チョ セッキ」 (あのやろう)
というのがありまして。
ですから、私の日本の地元の知り合いの
井関さんを夫に紹介したときに
「イ セッキさん??」
と心から驚いていましたのが今でも忘れられません。
関が苗字の後ろにつく日本人の方が
韓国に住むことになったら、一発で名前を覚えてもらえるに
違いありません。
全然うらやましくないですけどね。
きっと韓国人女性が、日本人の「井関さん」と
恋愛して、結婚するかどうか考えたとき
彼の苗字が大きなネックになるのはまちがいないことでしょう!