こんなこと、あんなこと

犬の子供のように、、2013.2.26

백강 문정사랑 2013. 10. 4. 16:45

さっき私は、息子のお友達と


 息子が遊んでいる様子を

 

 『犬の子のように仲が良い」と


 書きました。


  

  これは、二人がじゃれて遊んでいる姿を

 

 大型の子犬が遊んでいるみたいで


  あんまり深く考えず、そう書いたのです。

 

 これを読んで「!」と思う日本人はいないと思うのですが。



  これを韓国で


 「犬の子が」と韓国語に直訳して言ってしまうと


 そこからもう、「罵り言葉」(ヨク)(辱)に


 なっちゃいます。




  犬の子というのが、すでに韓国ではワルクチなんです。


 直訳すると 「ケ セッキ」なんですけどね。



 なんで「犬の子がワルクチなわけ?可愛いじゃん」と


 むか~し夫に聞いてみたところ


 韓国で馬鹿にされるのが


 「出所がよく分からない人間」であるという。


 つまりきちんとした族譜がない家庭の出身であるとか。



 だから「我が家の族譜は~!!」とか


 偉そうに威張る人がいたりするのでしょうか?


 出自を誇るというか。


 

 ですから、「根がない」ということが、韓国では恥ずかしいことであって


 そういう意味で「犬っころの子」ってのは


 誰が親だか分からん。という意味で


 相手に対する最高のワルクチになるということでした。



  この背景が分からないと


  「犬の子」といわれたら


  「私って子犬のように可愛いのかしら?」と


  錯覚してしまいそうです。


 

  韓国のヨクのなかで


  「イ セッキ」(このやろう)


  「チョ セッキ」 (あのやろう)


  というのがありまして。



 ですから、私の日本の地元の知り合いの


  井関さんを夫に紹介したときに


  「イ セッキさん??」


  と心から驚いていましたのが今でも忘れられません。



  関が苗字の後ろにつく日本人の方が


 韓国に住むことになったら、一発で名前を覚えてもらえるに


 違いありません。


 全然うらやましくないですけどね。  



 きっと韓国人女性が、日本人の「井関さん」と


 恋愛して、結婚するかどうか考えたとき

 

 彼の苗字が大きなネックになるのはまちがいないことでしょう!