タクトリタンではなくて、モチトリタン2013.3.14
夕べのうちの夕食は
モチトリタンでした。
モチトリタンという料理は、ありませんが
とりあえず私がそう命名しました。
娘が「タクトリタン」(鶏肉の煮込み系料理)食べたい!
というのでスーパーに材料を買いに行ったら
ジャガイモがやたら高い!
三つで300円くらい。
うわ!たかっ!
じゃあ、箱で大きく買うか?とおもっても
今ダンボール箱もって帰る元気ないし
この額じゃおうちに宅配サービスがうけられないなあ
(三万w以上は無料宅配)
だいたい宅配待ってたら、晩御飯に間に合わないし。
しかも、このスーパー明日からでっかくセールするみたいで
きゅうりが二本で1000w(100円)!!
野菜の高沸がつづく
最近の韓国台所事情ではちょっとありえない安さ。
大量に買うなら明日にしなきゃ!!
今日はとりあえず必要なものだけを買おう。
とおもってスーパーの陳列を眺めてたら
あ!これがいいや。
ジャガイモの代わりに
お餅を入れてみよう!と思いついて
ジャガイモなしで、あとはラストに
大量のお餅を入れての
「モチトリタン」にしてみよう!と思いつきました。
で、作ってみたら
これが好評だった!
あとの野菜は、タクトリタンと同じ
たまねぎたっぷりに
にんじんに、ねぎ。
味付けはコチュジャンとしょうゆとにんにくと
砂糖でもいいけど
あればオリゴ糖か、梅シロップかで。
ジャガイモなら最初から入れて煮込むけど
おモチの場合はラスト10分に入れて、
ちょっと煮込みが足りないかな?位で火を止めて
蒸らしてみたら、、おいしかった!
夕べの晩御飯にも、みんなでパクパク
そして今朝
「おかーさんあれ残ってる?」と
子どもたちが聞くので
もう一度おモチを大量に入れて
煮込みなおして
朝からしっかり食べました。
当然おなべは空に。
あ~うれしい~
作った料理を「おいしい!おいしい!」と言って
食べてくれるくらい
作った人の力になることってない。
「モチトリタン」、韓国語だけでいこうとするなら
「トクトリタン」になるかな?
さあ~!今日は何作るべ?
マートでのセール品に
豚カルビがあるな、、、
うちの冷蔵庫に熟し過ぎたキウイがあるんだけど
この熟れきったキウイってのが
豚カルビを作るときにいれると
お肉をとろとろにしてくれるすごい効果がある。
これいこうか?
煮込み料理は仕込が大事。
でもキウイは直前に入れないと、これまた
肉を台無しにしてしまう。
あ、豚カルビもタクトリタンも
『骨付き肉』で作る料理だ。
『骨」が付いてるから、
簡単においしくできて
深みのある味がでるのだと思う。
韓国では「フツー」に入手できる材料。
今でも通いつけた知り合いの肉屋さんに行くと
その中でも、
「こっちにしようか?、どっちが好み?」と
同じ部位のなかでも、選ばせてくれる。
日本ではすべて工場でさばかれて、お店に並ぶから
ここまでこだわりにくいと思う。
肉好きのうちの娘が最初っから狙うのは
骨にちかい肉。
トリのムネ肉。豚のハラ肉とかは
「やわらかいだけで、イマイチ」と、
どっちもあまり関心をもたれません。
「やっぱ「足」のあたりがウマイよね!
そうでなければ、手羽先の付け根」
といって
弟たちの追随を決して許しません!
一匹鶏を買ってくると、当然足は二本
そしてうちの子供は三人。
足にありつけるのは、いつも大抵
がめつい娘とこっそりスピーディな末っ子スンギくん。
出遅れがちなうちのぼんやり長男ハンギくんは
あまり我が家で「鶏の足」を食べたことが
ないような気がします、、、、
現代韓国でも『長男」別格で育ててる家庭って
実は結構あるようです。
オンマは嫌がってるのですが
じいちゃん、ばあちゃんが「長男なんだから」と
いろいろ特別扱いをするようで。
オネーちゃんと弟に押されて
鶏の足にありつけない長男、、、
うちの場合は「これでいいのだ!」と
思っています。