娘の美術の宿題2012.11.19*

うちの娘の週末の宿題に

　　美術の宿題がありました。

　　テーマは薔薇

　　薔薇の全体像と

　花だけ

　茎だけ

　

　葉だけを描いてくるという宿題だそうです。

　ずいぶん難しいことさせるんだねえ　

　　と娘にいうと

　「うちの美術の先生、すっごい変わった人なんだよ」　という

　　なんでも５０才前後の女性である彼女は

　　美術教室の黒板に

　　「本年更年期です。」と

　　書いて、一切の干渉を退けているという。

　　話題は拾ってきた犬の話だけ。

　　

　　犬の毛布を持ってきた子には

　　ポイントあげるからと言い渡しているそうだ。

　　

　　その先生がいうには

　　「薔薇」が書ければ、あとのものは楽勝！

　だから最初から「薔薇」を書く！

　　んだそうです。

　　

　一応お手本の白黒コピーの薔薇モデルが来ています。

　　スケッチブックに

　　これをお手本にして描く。

　　　

　これがうちの娘の描いた薔薇の全体像

　

　いいんじゃないの？これで。

　

　本人もこれでいいという。

　

ただ、「薔薇の頭」だけを描く元気までは

　　残ってないので

　それはおかーさんがやって！という。

　　いいよ

　といって喜んで描き始めた。

　　（私はこういうことをするのが好き！！）

　　描けば描くほど

　　娘の絵とどんどん別モンになる！

　　

　　

　あー　どうしよう！！うまいこと描けん！

　同じ色鉛筆使って、方向も長さも教えてもらって

　描いてるのに

　なんでこーなるんだろ？？　

　

　　同じにはならん？？はて？？　

　　と首を傾げていたら

　うちのお嬢さんはこういう。

　　

 

　おかーさんの絵は、それはそれでいい。

 

　なんで違っちゃったかって言うと

 

　自分の絵は、

 

　直線で構成して曲線を構成してるから。

 

　おかーさんの描いたラインは

 

　最初から曲線を曲線で構成しようとしてるから

 

　そういう感じになっちゃったんだ　そうだ。

 

　　でもそれはそれで「タッチを変えた」って

 

　　言って提出するからべつにいーよ。

 

　　ということでそのまま持っていったのでした。

 

　　おかーさんの学生時代もこんなことした？

 

　　と聞かれたのですが

 

　　こんな難しくて本格的なこと

 

　　全然やったことございません、、、

 

　　　

　　っていーか。最初から

 

　　こんな難しいことから入る

 

　　韓国の美術の授業のレベルが

　　

　　高すぎるんじゃないの？？と

　

　　私は思う。

 

　　うちは娘が自分で

 

　　チャッチャと作ったり描いたりするので

 

　　美術の宿題の外注なんてしてないけど

 

　　どうも美術の塾の先生にお金を払って

　　

　　作品を作ってもらって提出しているということが

 

　　うそみたいだけど韓国の一部では横行している、、、らしいから。

 

　　厳しい先生だとへたくそな絵は

 

　　「受理」してもらえないんだそうだ。

 

　　さあて、「更年期真っ最中」の先生は

 

　　あの「他人の手｣が入った薔薇をうけとってくれたかな？