こんなこと、あんなこと

チャンモのスンデ2012.2.14

백강 문정사랑 2013. 10. 4. 16:02

私は時々無性に食べたくなる食べ物が


 いくつかあるのですが


 そのうちのひとつがスンデです。



  
ソウルの教育ママ



 こんなやつです↑


 スンデ つまり豚の腸に


 肉と血とタン麺が詰まったものですが


 私はこれが大好きで




  韓国人でも「いや~」といって


 食べない人、食べられない人がいます。


 潔癖な人とかだめかもしれません。



私は、こういったものが特にすきで



 

「韓国にはなんてうまいもんあるのだ!!」と。

 

  

 一緒に入っている豚の耳、そしておそらく『豚の鼻?」


 もう大好物です。




  昨日のお昼、またスンデが食べたくなって


  夫に「つれてって~」と頼んだら


  

  いつも行く近所にある


  イモネスンデ じゃなくて


  
ソウルの教育ママ


  



  チャンモ二ムというお店に連れて行ってくれました。



 
ソウルの教育ママ


  イモ とチャンモの違いは何でしょう?



  モというのはどっちも母。



  イモというのは、お母さんの姉妹である

 

  おばさんのことを指します。


   (父親の女兄弟はコモ)



  血縁を超えて、


  深くつきあっている間柄の女性も愛着をこめて「イモ」と


  呼びます。



  むかーしうちの長女のムンちゃんが小さかったころ


  親しくしていた女子大生が、「イモって呼んでね」と


  うちの子に、何度も言い聞かせていました。




  そしてチャンモというのは


  娘婿が奥さんのお母さんを呼ぶときの呼称です。



  つまりうちの夫にとって、私の日本の母親が


  チャンモ。



  そして、イモ


とネがついていますが


 これは、「○○んち」くらいの意味です。



  だから親戚が『○○だったら今、スンギの家にいるよ」


  といいたいとき


  「○○ ヌン スンギネ エ イッソ」


  になります。



 さて、さてはじめて入った


  チャンモんちのスンデ


  どうだろ?  

 


 チャンモネスンデに入ってみました。



  


ソウルの教育ママ



 入り口の装飾


 壁にはチマが飾られてた


  
ソウルの教育ママ



  
ソウルの教育ママ

  



12時過ぎ、お店はすでに奥まで


 お客さんでいっぱい


 なんとか一テーブル確保して座った。




 私たちのあとに来たお客さんたちは

 

 ほとんど席がなくて入れずに帰った。


  こんな繁盛店が、家の近くにあったのか!知らんかった!!


 




ソウルの教育ママ



 

 スンデのバリエーション



  スンデクッパプを人数分オーダーして待つ


  
ソウルの教育ママ


  これ みてください


  
ソウルの教育ママ


  ここにハングルで サラ と書いてありますが


 これは「皿」のことです。


  一皿いくらという意味ですが

 

 「サラ」という言葉を、韓国語の「チョプシ」と同じくらいよく使うので


  このメニューにまで『日本語のサラ」ということばを


  使ってるのです。



  働いてる人の年齢がやたら高いぞ

 

  みんな「おばあちゃん」じゃないか。



  なかなかこないので


  副菜をとりに行って

 

  勝手にお盆にキムチやらなんやらを持ってきた。



  ひとりのおばあちゃん店員が私を見て


  「家はこの近所なの?」と聞く


  「はい。そうです」というと


  「うち、人手が足りなくてねえ、もしよかったら働きに来ない?」


  という。


 


  それを聞いていたうちの夫は


  「ああ!いいですよ。この人よく働きますから、どうぞどうぞ!」


  というので


  グーで後ろあたまをこづいた。ひまじゃねーよ。

  

 


  ちょうどそのとき、うちの娘も同席してたので


  私はおばあちゃんに


  「ああ、そういえば、


  うちの娘が冬休みで家にいて暇なんですよね。


  この子、よく働きますよ!」


  と娘を差し出すと


  うちのムンちゃんは

 

  「私を売り飛ばす気か!いやだ!」


  といって拒否する。



  「働き手がいなくてねえ、、、」とおばあちゃん。


  そうらしい。


  店員さんを見つけるのが


  大変だと、飲食店の経営者がよくこぼしている。



  かなり待って、あつあつのスンデが出てきた。


  
ソウルの教育ママ



  
ソウルの教育ママ


 これがスンデ


 
ソウルの教育ママ

 お皿にのってきたにらをいれて



 
ソウルの教育ママ



 この唐辛子、すんごく辛かった!ぴー!!(ノДT)



  
ソウルの教育ママ


 夫たちは、最初から「辛味」をいれてたべる


  
ソウルの教育ママ



  こんな感じ


 ごはんも最初から


 スープの中にどかんといれて混ぜてたべる


 クッパブだから。




 いやあ うまい。


 大満足で計算台にいくと



 おばあちゃんが赤いバケツを出してきた。


 どうもこれが「お金入れ」らしいぞ。



 

  
ソウルの教育ママ


おばあちゃんはもういちど私に


 「ぜひ働きに!」と薦める。


 いえ、、ごめんなさい。   



 勤め先を持ってないから


 遊んでるみたいに見えるのでしょうね。


 家で一日中いてなにやってんの?とか。


 また食べにきま~す。