囲碁の先生2013.3.20

小学校から、入学から二週間が過ぎたスンギくん。

　「今日、なにやったの？」

　　とかうかつに聞くと

　　「しらんでええわ、　オバハン！」と

　　言われそうで、怖いので黙って様子を見ていた。

　　最近家に帰ってから

　　彼はまず、がーっとご飯を食べる。

　　モノすごくおなかが空くみたいで

　　食事が待ちきれないみたい。

　　自分で炊飯器に向かっていってご飯をよそい

　

　　海苔を探して、お茶碗二杯くらいを食べる。

　　

　　こんな感じで

　　

　　学校生活、調子は悪くないらしい、、と私は見ている。

　　夜もぐっすりーと寝ている。顔色もいい。

　　

　　彼が自分から口にする学校の話は

　「囲碁が面白い！！」ばっかりだ。

　　放課後教室で「囲碁」を習い始めたのだけど

　　これが、彼にはとっても面白いらしい。

　　このコの性格に合いそうだと思って

　　そこに送ったのだけどヒットしたみたい。

　　毎日スンギくんは

　

　　「囲碁」のルールを一から教えてくれる。

　　私は「囲碁」を知らない。

　　それもスケッチブックに書いて

　　絵にして解説してくれる。ほーほー。

　

　　そう、良かったね、楽しいのね。

　　お友達とはどうお？と聞くと

　　「女の子がね、、三人くらい、抱きついて来る、、、

　　　スンギ暖かい～って、イブル〈布団）だあって

　　　言って、首に巻きついてくるんだ。」

　　「それは、、、幼稚園時代にも、

　　何度もあったわね、、、

　

　　　頑張って対処してね、、、

　　　自称美男の日本のおじいちゃんに

　　　相談してあげようか？

　　　女の子がついてきて困るんだって。（笑）」

　　

　　「ああ、そう、それでどうしてるの？」

　　「布団じゃねーよ！って言って、逃げてる。」

　　「そう、それでいいんじゃない？」

　　「まだ図書館で図書カード作ってくれない！

　　借りたい本がいっぱいあるのに！！」

　　

　　「そのうちしてくれるでしょ

　　　来週個人面談があるから、先生に聞いとくね」

　　「上級生とかと、いっしょにすごすことあるの？」

　　「うん、囲碁の時間とかピアノの時間に」

　　「どーお？」

　　（上級生に気をつけろと知り合いのママたちがいう。

　　　他校で体の小さい新入生を上級生が殴ったという事件があったらしい）

　　「僕にサインくれっていってるよ」

　　なんでかというと、スンギくんの名前は

　　今、韓国一の人気男優イ・スンギと同じなので。

　　

　　多分、今、日本の小学一年生に

　　「木村拓也くん」がいたら

　　「おお！サインくれよ」と周りに言われるだろう。

　　それと同じだ。

　　この名前をうちのスンギくんにつけたときは

　

　　かのイ・スンギくんは

　　こんな韓国にきらめくお星様のような大スターではなくって

　　若手芸能人のうちの一人、名前は聞いたことあるわね、、

　　くらいのレベルだったのに、、、

　

　　こんなだった。

　　

　　

　うちの甥っ子に似とるなあ、、、

　そうか、、名まえを覚えてもらえるという意味では

　あんた、ものすごい有利な立場にいるわけね、間違いなく！

　　選挙に出てもいいかもね！

　「おかーさん、僕、囲碁の先生になる！」

　　「おお！なれなれ！頑張れ！」

　　「うん、家用の囲碁版買って！」

　　「おお、こーちゃる！」

　　

　　「いや、、やっぱり、僕は美容師になろうかな、、、」

　　この人は手先が器用なので、

　　私の長くもない髪を

　　上手に三つ編みにできる。

　　「おお！なれなれ！美容師いいぞー！！

　　　一家に一人美容師がいたら、どんなにいいか

　　　こりゃ便利！」

　　　囲碁の先生も、美容師も

　　「僕なりたい！」といったときに

　　韓国人のママの中で

　　「そうだ！いいぞ！なれ！」

　　といってくれる人はあまり多くないと思う。

　　おかーさんは

　　「自立」してくれるのなら、職業は問いません！

　　　どんな道でも

　　すごい人はいるし、変な人もいる。

　　私は最近この人の書いたものが好きです。

　　　マージャンプロの「桜井章一」さん。

　　　

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この人、カッコイイ～～。

 

　上の二冊は、桜井さんの顔が出てるのでアップしましたが

 

　　私は持ってない本です。

 

　今もってるのは、これだけ

 

　　

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と、よしもとばななさんとの対談本

 

　　

すこやかな生き方のすすめ/廣済堂出版

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　何しろ著書が６０冊を超えてるそうですから

 

　　全部読もうとするとたーいへん。

 

　　この方は、今「若者指導」のための塾を開いているそうです。

 

　　うちの息子たちが、

 

　　もし人生に迷ったら

 

　　そちらにお世話にならせてもらうのも

 

　　良いではないか？？

 

　　と思うのです。

 

　　そしたら、私も「桜井章一さん」に会えるし！！（←そっちが本音）

 

　　とか思ってたら

 

　　うちの息子さんたち、どうも最近

 

　　「好き、嫌い」がかなりはっきりしてきてですね。

 

　　　かなり明確に

 

　　「ぼくが行きたいのはこっちだから！」を

 

　　　私に主張するのですよ。

 

　　あれ～、前は結構親の意見をそのままのんでたのになあ

 

　　ああ、やっぱり「育ってる」わけよね。それでいいよ。

　　　

 

　　おかーさんがその「塾」に行きたければ自分で行きます。

 

　　でも「若者」対象らしいから

　　

　　オバサンは入れてくれないかもしれないね、　、（えみこ）　　　

　　

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