ハルモ二どこに行くの？（2）2013.3.18

　

　ひきつづき「ハルモ二　どこ行くの？」シリーズです。

　この本、絵だけみてても面白いんですよ。

　　

　大仏パーマを美容室でかけて

　

　待機してるハルモ二たち

　この服の色のバランスがすばらしい！

　　紫に黄色！

　　真っ赤にオレンジ！

　　控えめという言葉はどこにも見えない！

　

　　韓国の田舎でのハルモ二のファッション感覚を

　　鋭くキャッチしえた一冊です！

　　

　　秋夕準備の一コマ　　（秋の号から）

　　

　　　穀物も一緒にささげてるんですね。ここは。

　冬に農業ができなくっても

　『海苔」はつくれる！

　ってことで、こんなこともやっちゃうハルモ二

　　

　すっごいなあ　全然じっとしてないよ

　このハルモ二。

　（嫁としての立場ではあんまり会いたくないわ、、おっと本音が！）

　

　これは　普通の「海苔」ではなくて

　　韓国の西海岸で以前とれた「カンテ」というものだそうです。

　今は自然破壊が進んでしまい

　　とっても貴重なものになってしまったそうで。

　　この作家さんは

　　韓国西海岸の「ソサン」という海辺の町に

　　住みながら

　　こうして絵本の創作を続けている女性です。

　　山の幸、海の幸に恵まれたソサン、

　　（しかも首都圏からもそう遠くない）

　　自然の恩恵をたっぷり受けて

　　大きくなった女性が

　　オトナになってから

　　創作した作品です。

　　とても素敵。

　　今ではもう見られない民族行事も

　　そしてすっかり少なくなってしまった豪快なハルモ二も

　　　そしておばあちゃんにくっついて

　　一日中、山菜取りや、山歩きに付き合っている小さな孫娘も、、、

　　韓国の　いまやどこに？？

　　　韓国のある時代を見事に描写した

　

　　　楽しい絵本です。