タクトリタン（鶏肉の煮物）2011.6

　ブログの記事を読んだ知り合いが、

　えみこさんは、外食ばかりしているのかと尋ねて来たので、

 

　「トンでもない、至ってまじめな主婦です！」とアピールしたくて、

 

　イキナリ韓国家庭料理を紹介します。　　（いいわけ(;^_^A）

 

　

 

　ほらっ！　これがある朝の料理です。

 

　　

　うちは朝から牛肉。

 

　これは確かお客さんが中央の黒いお皿をプレゼントしてくれたので

 

こうやって使いましたとメールに添えて送った写真です。

 

　それでは韓国の家庭料理の一つ　

 

　　タクトリタンの作り方をアップしておきます

 

　　韓国は地方での差が料理にも大きく影響を及ぼしています。

 

　キムチに入れる薬味にしても、海のそばの地域であれば、貝の塩辛をつぶして入れる人もいますが、

 

　北の方に行くと、南部では必ず入れるアミの塩辛を入れない地域もあるくらいです。

 

　韓国本場キムチといっても実に多様です。

　

 

　　神戸にある有名な韓国料理店の味は私にとっては

 

　「うすすぎる、、、、これマジで韓国料理？」　

 

　聞いてみたところ　「テグ（慶尚道）出身の奥さんでした。

 

　地方によって味はかなり違います。

 

　

　私が紹介できるのは全羅道地方の人たちから習った料理です。

 

　

 

　ジャガイモがおいしい季節ですので、新じゃがをたくさん使います。

 

　

　

 

　これが下ごしらえ。

 

　じゃがいもは皮をむいて、半分に切る。（このジャガイモの大きさは６センチ大くらい）

 

　鶏肉は一匹をブツ切り

 

　人参はジャガイモよりすこし小さめに。

 

　写真には見えませんが、あとたまねぎ中くらいを２．３個ざく切り。

 

　青味にネギかセリを用意。

 

　

　　

　

　薬味を混ぜ合わせます。

 

　　コチュジャン大匙3

　　醤油　　大匙3

　　唐辛子粉　大匙１

　　にんにく　大匙1

　　しょうが　少量

　　水あめか　砂糖　大匙1　（甘みは好みで）

 

　これを混ぜ合わせたところに、肉を３０分以上漬けておき、

 

　そのあと野菜類まで入れて、火に掛けます。

 

　圧力鍋なので、１０分くらいで火を止めて

 

　後は蒸らすか、弱火で。

 

　ジャガイモの煮え具合を基準に仕上がりを見ていきます。

 

　ラストに塩味を調えて、青味を混ぜてできあがり。

 

　

 

　これはカレーと同じで、二日目からがおいしい。

 

　タレだけご飯に掛けてもいけます。

 

　ただ、子沢山の家では、二日目には何も残っていないことが問題です。

 

　

　　甘みに、普通の料理本に習って、水あめか砂糖と書きましたが

 

　　　　私は最近、　梅エキスを使っています。

 

　　青梅を砂糖漬けにして３ヶ月おいてから、

 

　梅だけ取り出してそのまま熟成させたものです。

 

　（エキスは夫のお手製です。私はそんなマメなことは出来ない。）

 

　

　　キムチチゲを作るときにも、私は少し甘みを加えますが

 

　その甘みもこれで入れるとなぜかおいしい！

 

　周りの料理上手な奥さん達が、

 

　口を揃えて「甘みは梅エキスを使ったら」というので

 

　使い始めたのですが、もう手放せません。

 

　

　　鶏肉の害だの病気だのが一年に一度は話題になり、

 

　「鳥は食べない」とか、「牛は怖い」とか

 

　いろいろいわれますが、そんなこと言ってたら

 

　一体何食べたらいいのよー！！！＼(*｀∧´)／

 

　

　　ってことで、うちではあまり気にしていません。

 

　また、なにかおいしいものがあったらアップします。