韓国のあちこちに間違った日本語表記があります。
「こーんなに 間違えてる!」 じゃなくて
「おかげで笑っちゃったわ ははは おもしろーい 」と感じたものだけ
取り上げていこうかなと思って、
新しいカテゴリー 「日本語表記失敗例」を作ってみました。
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今回の発見場所は ソウルの江南地域。
韓国全土に高速バスを送り出している巨大バスターミナルの江南高速ターミナル。
何か食べようかとお店を探している時に「へんなにほんご」を発見しました。
コチュジャンを入れた韓国式の混ぜご飯 「ビビンパプ」
日本では ビビンバと言われることが多いでしょうか。
これを日本人向けに表記したビビンバ専門店での間違いです。
ビビンバ が「ビビンベ」 になっています。
かわいくないですか?
ア段が エ段に変わったことで 私は奥ゆかしさが、追加されたような気がして
まさにソウルのビビンバの感じがでてるなあと、
ただの間違いから始まっているのですけどね。
「ほー ビビンベ、 語感悪くない」と思いました。
これは私の住む全羅道の代表的な料理です。
実は最初は「料理」というほどの扱いを受けていたわけでなく、
祭事などであまったナムルを 金だらいにいれて、
コチュジャンいれてかき混ぜてたべるという
庶民のあまりもの料理に端を発しています。
だから名前も韓国語での「混ぜご飯」なんです。
それが、このような立派な位置を得て
韓国料理イコール ビビンバ
みたいになっているというのは不思議な話です。
韓国は地域格差と出身地差別の存在する国でして、
その被差別地域の最もたるところが まさに「全羅道」なんですよ。
韓国では 全羅道の料理がおいしいということは、広く認められているのですが、
職人さんの尊敬される日本と違って
この辺にも韓国ならではの視線と感情を感じたりします。
それは韓国で「節約上手ねー!」と言われるときに感じるなんか複雑な感じと少し似ているかもしれません。
韓国では伝統的に、料理を作るなどの行為は尊敬されるものではありませんでした。
貴族階級の両班の中で 文人と武人がいたとしたら、
位置が高くて尊敬をうけるのは文人です。
だから「全羅道」が料理でほめられているというのは
「卑しい人」「料理人」だから「全羅道」 やーっぱり!みたいな
差別する側からの視線も見え隠れしたりするので複雑です。
ただの書き間違いというか翻訳間違いなんですけど
全羅道名物ビビンバとでっかくかかれた看板をソウルで見るたびに
頭に去来する、ビビンバにまつわるあれこれまでつけてしまいました。
おまけのほうが長かったりしましたね。(-^□^-)
わたし 語りだすと長いんです、、、 すみません。
こっちは 「チーズ」 表記が 「チ マイナス ズ」のようになっています。
こういうの、私は英語まではチェックしないのですが
きっと英語表記のほうも面白いものが見つかると思います。
また。面白いものがあったらアップしますね (えみこ)
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