農楽体験（3）2011.7

さあ、いよいよ準備が整って踊りが始まります。

　みんなで輪になって輪になって、、　

 

　

 

見物の館長が　掛け声を掛けます。

 

　

 

　「チョーッタ！！」　（よっしゃあー！！）

 

　「こらー、　嫁役、しっかり浮気せんかい」

 

　「農楽ってのは、見物人ほど、良く食って良く飲まないといけないぞ！

 

　さっさと肉もってこいー！！」

 

　なんか日本語で表記すると館長の言葉がすごく、荒々しいですが

 

　さっぱりとした性格の剛毅な彼女の言葉は、かえってすがすがしい。

　

 

　

館長さんが教えてくれました。

 

　「大学の農楽サークルの子たち、夏休み冬休み毎回ここにくるじゃないですか。

 

　長期の休みが農楽一色になってね。

 

　だから、コチャンに情が行って、ここに住みたいってコもいるし

 

　懐かしいみたいで今でも足を向けてくれるんですよ。」

 

　

　

　彼らは大学OB　後輩の打ち上げに駆けつけました。

　

　いかにも都会の若者

 

　

　

　私達も一緒に踊ろうと誘ってくれたので

 

　うかれやすい私は当然お仲間に。　　

 

　夫は「自分はまったくリズムがとれなくて、、、」　と逃げてしまいました。

 

　　ホンイク大はこの日で帰って

 

　明日から梨花女子大の７０人が来るそうです。

 

　　「来週の週末も梨花大が同じことやってるからいらっしゃい」

 

　　と館長さんが誘ってくれました。

 

　夫は

 

　「梨花女子大の女の子が７０人、、、」　と妄想を膨らませ

 

　「来週も来ます！！」と館長さんに答えていました。

 

　愚か者！

 

　あんた、農楽も踊れないのに、何しにくるわけ？

 

　

　

　これでも被ってなさい。　（えみこ）