こんなこと、あんなこと

地下鉄の中のエチケット2012.3

백강 문정사랑 2013. 9. 16. 12:53

ソウルに行ってきました。



 久しぶりのソウル! 


 今回はいくつかの用件があって行ったのですが


 今までお話を聞こうと思ってた方が


 偶然同席してくださり、、ということまであり


 思ってもみないインタビューまでとれました。



 「教育情報」なので近日中にアップします。



 しかし、久しぶりのソウルを移動しながら


  地下鉄の中がなんか違う、、、 と思いました


 

   ふと視線を上に上げると


 「地下鉄10大エチケット」、、、だったかな? 


 エチケットだったかマナーだったか礼節だったか??



 とにかく地下鉄の中で守ること!


 に関する映像が流れていました。




 一般席の端の席は妊婦さん用の席であること


 だから席を譲ってください とか



  地下鉄ではうるさく騒いだり、走ってはいけない


  パパママは子供たちに教育しましょうとか



  いろんなバリエーションの映像が流れていた。


 10大だから10つの映像があるのだろう。





 ところが こんなのが流れてきた!


  地下鉄内での物売り禁止だ


  もし地下鉄でこの物売りを見かけたら


 ここに電話してください! という番号が表示される



  皆様お手元にお持ちの携帯電話で通報してくださいという。



  皆様がお乗りの列車の番号は○○○○番ですと。



 車両番号!を記録して送れば

 

  どこにいるのか確定できるからだろう。





 ソウルの地下鉄で

物売りとか乞食がなくなるなんて!!



  これだ! これだ! 違和感の原因は


 今回地下鉄に乗って物売りと乞食に一度も出くわさなかった!


 だからなんか変だと思ったんだ!!



  いやだー!! 


 ソウルの地下鉄に物売りと乞食がいなくなるなんてー!


 私はあれが楽しくて地下鉄乗ってるんだー!!



 目の見えないふりなのか、ほんとに見えないのか分からない


 杖を突いたおじいさんとか


 下半身をゴム袋みたいなのに入れて


 上半身をカートのようなものを使って


 動いて車両を移動しているあの乞食さんたち


 一度下半身があるのかないのか


 あの下の袋を引っ張って確かめてみたいと


 思っているのは私だけではないはず!



 そんなことする人は誰もおらんけど。


 しかし! 真偽も確かめずに


 あの人たちを抹殺しないでー



 キリスト教の聞きなれた聖歌とともに


 車両に入ってきて、ピンクの小さなざるを手に


 物乞いに回るあの人たち。



 それから毎度毎度、


「今度はいったい何を売ってるんだろう?」と


興味深深のかばんを提げたあの物売りさんたち。



なくさないでー!!


大韓民国の希望は


 清潔化と画一化にあるんじゃないぞ!



ごった煮こそがこの国の魅力!


日本のコピーのような「清潔な国」なんていらない!!



もう十分ここは文化的だよ


これ以上あれこれ片付けたらなにもなくなってしまうー!!




その後、「ソウル地下鉄内の物売りと乞食」の行方を


 まきさんとゆうこさんに聞いてみたら


ソウルの中央部での彼らの活動は下火になってるけど


端っこの路線ではまだまだ元気に動いてる姿が


みられるそうです。 ほっ。



私の移動はほとんどソウルの中心だったから


見かけられなかったみたい。




 


こういう人が地下鉄の車両をうろうろできること


それが許される社会であることが


韓国のいいところだと私は思うんですけどね。