朝鮮出兵関連

ユンダルセ先生の講演会2012.5.21

백강 문정사랑 2013. 9. 24. 14:24

お久しぶりです


 先週とても忙しくしていたので


 こっちに顔を出せませんでした。



 

 先週、この本の著者である


 ユン・ダルセ先生を招いての


 講演会を開催しました。



  

四百年の長い道 朝鮮侵略の痕跡を訪ねて/尹達世(ユン・ダルセ)
¥1,575
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  ユン・ダルセ先生は


 壬辰倭乱で日本に連れて行かれた


 朝鮮人捕虜に関する研究を20年以上つづけてこられて方です。



  この春まである大学の講師も


  やっていらっしゃいました。



  縁が出来て


  (いえ、自然発生的に縁ができたというより


   私が先生に電話したことからこうなったので


   縁を作ったというべきなのでしょうか)



  ちょうど5月中旬に


  ご友人と


  韓国旅行をする予定だったユン先生が


 予定を変更し、コースを大きく曲げて


  お二人でうちの町まで来て下さいました!


  ありがとうございます!


  


    会場は


 


  郡の図書館のセミナー室。


ソウルの教育ママ


 

 私は先に会場にいって準備


 マイクの調整、マーカーの確認、通訳の内容確認。


  


  ユン先生は在日韓国人です。


  韓国語の読み書きは問題なく


  韓国語の日常会話なら、


  問題はないのだけれど


  歴史の講義内容までになると、


  ちょっと難しいということで


  私が逐次通訳をすることになりました。




 

  

  
ソウルの教育ママ



 檀に立つユンダルセ先生



  一週間の旅行の予定に


  講義のためだけに


 ネクタイとそれに合う服一式を


  もってきてくださった。


  この講義のために


  荷物が重くなってしまった。


  申し訳ない。




 
ソウルの教育ママ



  弁舌爽やか! 


 日本語で聴けないのが残念。


 この方のお話おもしろいんですよ。


 はっきりとした関西弁で。



  
ソウルの教育ママ



  聴衆の年齢層は高い



  漢字をよく理解している年代なので


  ホワイトボードに固有名詞や地名などは


  漢字でどんどん書いて説明する。



   その方が双方が分かりやすいから。




  
ソウルの教育ママ



 ラストにみんなで写真撮影



 今、あらためて写真で見ると


 スーツにネクタイ姿で聴講に来てくれた方が


 こんなにたくさんいたのね!


  




  通訳としてその場にいた私は


 講義内容にだけアタマが行ってて


  全然そんなこと目にはいってなかった。



  韓国語を日本語に直す通訳なら


  あまり力まずに、大まかな内容と単語チェックを


  しておけばいいのだけど


  今回のは


  日本語を韓国語に直しての逐次通訳!


  しかも内容は歴史。

 


  これは日本人の私にとっては


  大変さが普通じゃなかったのです!!


  

  だって、聴いてる人が理解できなければ


  通訳の意味ないですものね。


  韓国語の発音を曖昧にやってたら


  「えー?なんだってえ??」


  と聞き返されかねません。



  ワケ分からずになんて恐ろしい講義を


  セッティングしてしまったのでしょうか!!




   しかしこのユン・ダルセ先生という方が


  実に、実に良い方で


  先に詳しい講義内容を私に送ってくださっていたので


   先に予習することができました。



   そのおかげで講義の通訳は


   詰まることなく、スムーズに流れていきました。


   ユン・ダルセ先生ありがとうございます!!



   講義内容に関しては、また後日アップしますね。



   終わったあと、安心と脱力で私はへろへろ、体はぐったり。


   でも、無事に講演会が終わった満足感で


   こころは満ち足りているのです。