コチャン邑城の前にある
パンソリ学者、シン・ジェホ先生古宅を
ステージにして
毎週、金曜日・土曜日に約一時間のパンソリ公演が行われています。
観覧は無料。
10月の半ばまで続けられるそうです。
金曜の演目は農楽が、大きな役割を占めています。
夕食後
zainiti74さんと一緒に見に行きました
台所でのシーンです。
農婦姿の役の女性の独白があります。
「あー私はこの家に嫁に来てから
まったくこの台所に張り付いて生きてきた。
ここの角にちょっとでも腰掛けようかとしたら
すぐに誰かに呼ばれる毎日で
腰を落ち着けることも出来なかった。
おなかに子供がいて9ヶ月にもなろうってときでも
夫の弟たちにご飯を出すために
動き回って。
ああ、腹がたつ。この台所。
憎い台所ではあるけれど
この台所のおかげで、今まで子供たちや家族に
食べるものを作ってこれたんだ。
ありがたい台所だよ。」
といって、客席の年配の女性客に語りかける
「ねえ、そうじゃない?オンマたち?」
客席には
「んだ、んだ」の 同意のジェスチャーが見える。
また農楽のお囃子が始まる。
「家を清める」のとはちょっとニュアンスが違うのだけど
日本の東北地方で残っている年末行事と少し似ているというか。
農楽団が家の中のあちこちを回って踊ることで
その家の悪いものを追い払い、新しい福を吹き込むというような
意味あいが含まれているようだった。
台所を回る前には
家の井戸を回っていた。
パンソリ終了後
郡の観光課の係長さんと
話をするzainiti74さん。
あと出演者の方たちとも写真を撮った。
劇の主役の一人の男性(シン・ジェホ役)が
イキナリ私に
「えみこさんの書いたもの読んでます!」
というので私はびっくりした。
ええっ!シン・ジェホが!
「どうもありがとうございます」 と私は頭を下げた。
zainiti74さんともいちど我が家に向かい
早く切り上げないと、
遠くからきてお疲れなんだから
と思いながらも
結局12時まで喋っちゃったのでした
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