こんなこと、あんなこと

やっと報告できました2012.11.

백강 문정사랑 2013. 10. 2. 14:14

昨日の記事『本が出ます』に


 たくさんのコメントをありがとうございます。


 とても嬉しいです。





 そのことを


 もっと早く書こうと先週から準備していたのですが


 最終の編集を通した


 目次をコピペするとなぜかアップできず、


 でもこの目次なしでは情報が伝わらないので


 と、もぞもぞごそごそ手間取って大変遅くなりました。



 コメントにも本文にも書きましたが


 私がこちらに書いている文章とは


 ちょっと色が違います。



 私が固い文章を書くと


 「どこのおっさんが書いた?」と思われるような


 色気のない文章になるので


 (といってもブログ記事にも色気はなく


  あるのは滴り落ちるあぶら気、、、うぎゃー!!)



 「値段から世界が見える!」の方は


 そういう感じで書かれていることをご了承くださいませ。



 私が今年の上半期に


 こちらのブログにそういう内容の記事をあげたことが


 あったと思います。


 

 ある時期から、自分の嫌なことをすぱっと辞めた。


 「自分のために」

 

 だけどやりたいことは


 とことん追求することにして


 そこにだけは力を注いで

 

 頑張ってみたら


 自分がずっとやりたかったことに入る


 入り口の前に立っていたんだと。


 まだ報告できる段階ではないので、、そのうち、、、。


 

 という内容でしたが、


 それは今回の出版のことでした。


 去年の年末にお話があって動き出しました。


 その時まではカゲも形もない話でした。



 そのお話があったとき


 私は大急ぎで手を上げました。


 「やります!やりたいです!」



 その時のチームリーダーとは


本の製作過程において、いろんなことがありました。




ライターすべて海外在住ですから


対面のやり取りではなくて


すべてメールのやり取りです。


ちょっとしたことで誤解が生じることもあります。



そういうことが起こるたびに、


またそれをお互いに修復しながら。



ああじゃないか、こうじゃないかのやり取りを


責任者との間で何度も繰り返しました。



ブログというのは字数制限がありませんが


印刷物は宿命として、字数に限りがあります。



書いた文は相当削られます。


削る箇所を巡っても自尊心が押したり引いたりです。


それが嫌なライターは最初から


参加しないでくれというのがルールです。



多分純粋な「書く」作業より


この「直す」が辛くて耐えられなくて


人によってはムッときて


書くことを投げ出す人がいるだろうと思います。




例えば私の部分のタイトルは


最高の投資は「教育」と「整形」?


 割り切り国家の光と影



 になっていますが


 私が最初に書いたのは


 最高の投資は「教育」と「見た目」 


 という表現でした。


 

 『見た目」が「整形」になっちゃったんですね。


 「見た目」を「整形」に変えた理由を


 チームリーダーに聞きました。


 そしてそれが納得できる理由であるのか


 ないのかについてとことん討議しました。



 その過程で、これは一体誰に向って書かれたものなのか?


 これを読む人の立場になって考えてみたら、、、


 ということを何度も頭の中で


 考えてみるという作業を繰り返しました。



 この文章は、私が書いたものではあるけれど、


 それは本当に受け手が、


 理解しやすい話になっているのか


 それとも長く韓国に住んだというだけで


 大口を叩くただの傲慢な知ったかぶりになっていないか?


 


 私は一冊の本が、ここまで手間かけて

 

 できるものだとは、思ってませんでした。



 このチームリーダーは


 グループ全体のプロモーションもやってますから


 この本が上手くいくかいかないかは


 まったく「他人ゴト」じゃないわけです。



 ですから、他のメンバーの文章に手をいれるのも


 かなり真剣に入れてくれました。


 どの本もそういう過程でできるかというと、


 分からないですね。


 すごい数の書籍が出版されてますから。




 私は最初の本で、


 大変丁寧な仕事をしてくれる方と


 出会えたのが幸せです。


 


 まあ、そういうやり取りを繰り返して


 出版社の編集者に渡り


 それがまた編集を潜り抜け、校正をつけてもらい


 執筆者チェックのゲラが執筆者に戻って


 ということをするのですが



 その間にも、韓国なんかは大変変化の早い国ですから


 書いたことの事実が変わっちゃったりするのです。



 例えば韓国の人口5000万人突破の見込みなんて

 

  ニュースが人口の数を入れて


  原稿出したあとに流れたり。



 韓国では現在幼稚園教育は


 無償でとか書いたところ


 ソウル市では無償教育廃止という流れになったり


 あわてて訂正をいれたりしました。


 ぜーぜー! 



 それに日本人が知らないような情報のない国なら


 まだしも、今日本人の熱い視線が韓国に注がれてまくってて

 

 この夏以降はその視線の種類は変わったものの


 熱さはますます増しているような


 大注目国家ではありませんか!



 私が書いた内容に間違いがあるかもしれませんし


 そういうご指摘を受ける可能性もあるかもしれません。




 でもなんでも「世の中に出して評価を受ける」ってことは


 恥をかくこともセットになってるので


 なんかするなら、恥じかきは覚悟の上です。


 書き書きは「恥カキカキ」でもあります。



 「書く」ことだけじゃなく


 歌を歌う。踊りを踊る。絵を描く。


 表現するってことはすべてそうなんですけどね。


   


 昨日も娘のジャージを買いに、たまたま立ち寄った店で


 知らないオンマに


 「あ!スンギくんのオンマですね!


  体育祭で会いましたね。


  踊りがすごく上手なんですね!」と


  言われて、私は顔から火が出ました。



 「オッパは江南スタイル」を子供の体育祭で


 踊りまくったあの「アホおどり」を


 しっかり知らない人に記憶されているわけで


 はずかしー!!  記憶消したい!!



 私踊り上手くないんです。


 でも音楽が掛かると、体は勝手に動くんです


 踊るならもっと上手に踊りたいし


 記憶されるんならカッコよく記憶されたいです~


 ええカッコしいだから。



 とにかく表現すると、いろいろ評価はついて回るのです。


 よくも悪くも。

 

 でも「発信する人」には


 いいこともたくさんあるんですよねえ。



 とくに私なんか韓国では外国人ですから


 「発信する側」に回ることで、いいことがたくさんありました。



 韓国人が出来ることは韓国人にまかせて


 私にしか出来ない、でもこんな田舎にまで


 それをやりに来る人もいないような


 そういうことばっかりやってたわけで。  


 


 しかし今回の本のことに関しては


 ゲラの最終チェック以外は


 ほとんど夏前に終わってしまいました。



 その後、なんだかますます忙しく


 目の前に来る仕事をただこなしていた毎日でした。


 はっと気がつくと季節が変わっていて。




 春にまいたタネがちゃんと育って


 冬になる直前に刈り取る時が来たのねって


 農業みたいな話です。



 私には著者献本で出版社から


 発売日前に韓国の自宅に


 送られてくるはずですが


 自分でもまだ現物の本、みてませんから


 よくわかんないんですよ。


 ブログ読者の皆さんにお知らせはしたものの。



 こういう出版の裏話もこちらに書きたかったのですが

 

 なにしろ出てないものの話は出来ませんから。


 ようやくお知らせできて、こういう裏話まで


 ここにあげることが出来て


 ほっとしております。    




 今日は、午後に久しぶりのお友達が


 遊びに来ますので


 この期間できなかった


 いろんなお話が聞けるかなと


 ワクワクしております。   



 皆様の一日が、今日も楽しいものでありますように。