中途入学者のための韓国語教育（1）2012.11.7

私は昨日は、ある地方大学に出張でした。

　　こういう風に頼まれて講義することを

　　特別講義　略して「特講」　

　　韓国語で「トッカン」というのですが

　　先月この「特講」を頼まれたので

　　パワーポイント資料を作って行って昨日行って来ました。

　私が大学生たちにした講義は

　「中途入学者のための韓国語教育」です。

　　２０人くらいの受講生のクラスで

　　対象は将来中・高の教師を目指している人たちです。

　　こういう人たちを韓国では

　予備教師と呼びます（イェビキョウサ）

　　私の前に、多文化家庭支援センターから

　　派遣された講師の先生が

　　「日本文化」についての講義をします。

　　この方も地元の日本人の方。

　　授業前に大学前のコーヒーショップで

　　待ち合わせて、

　　

　　授業内容がかぶらないように

　　事前の打ち合わせ。

　　（といってもそんなの五分で終わるので

　　あとは、楽しくおしゃべりに突入、）

　　

　二階席がひろくて

　静かでとってもよかったです。

　　

　　可愛い！

　

　クッションもこんなのがたくさん

　　小さなおうちの装飾品に

　

　ブックカフェ？かとおもうくらいの広いスペースでの

　　置き本

　

　　たまにこういうところにくると

　　それだけで楽しいです

 

 

　さて、授業に行きます。

 

　文化講義の先生は

 

　　浴衣！に着替えて講義です。

 

　　格好に気合が入ってます！

 

　　

 

　パワーポイント資料のタイトルは

 

　「おとなりの国　日本」

 

　　

 

豊富に画像を駆使して

 

日本の年中行事を説明していきます。

 

　

 

　　獅子舞

 

 

　恵方巻き

 

　この先生は

 

　盆踊りも実演してくれました！すごい！

 

　動いている姿を

 

　綺麗に写真を取れなかったので

 

　ここにはアップできませんが。

 

　

 

　みんな一生懸命記録する。

 

　これをラストに提出しないといけないそうで。

 

　私たちの前には

 

　中国の講師

 

　モンゴルの講師

 

　ベトナムの講師が来たそうで。

 

　今日がこうしてこの授業枠で

 

　外部講師の話を聞く

 

　　ラスト講義ですって。

 

 

　こういう『日本文化」に関するあれこれって

 

　いくら日本人でも

 

　人前で説明しろっていわれたところで

 

　急にはできるもんじゃない。

 

　ちゃんとこの先生が講義準備して

 

　かなり場数を踏んでいるってことが

 

　聞いてきてよくわかります。

 

　私も勉強になりました。

 

 

　みなさん

 

　ずいぶん受講態度がいいなあ

 

　すごいなあ　

 

　いつもこんなにちゃんと授業聞いてるの？？

 

　偉いねえ。

 

　

 

　　一番前に陣取っている

 

　体格のいい男子生徒たちは

 

　「体育教育科」のボーイズです。

 

　　一番左端の子だけが軍隊経験者でした。

 

　　学生たちに何年生まれ？

　　

　　と私が聞くと彼だけが

 

　　「８９年、、、、、」というので

 

　「あ～ここに一人だけ８０年生まれがいましたね！」

 

　　と私が　８０年代の代をすっとばしていってしまったので

 

　　彼はすかさず

 

　　「８９年！！」　と突っ込みました。

 

　あとはみんな９０年代生まれでした。

 

　　

 

　　私は女子学生たちが大部分だろうと思っていたのですが

 

　　三分の一は男の子でした。

 

　

　うちの夫もそう思っていたらしく

 

　「今日だけ、講義かえっこしよう！

　　

　　オレがそっち行くから

　　

　お前が自分のクラスで特講したらいい！

 

　　おれも女の子いっぱいの花園で講義したい！」

 

　　と駄々をこね

 

　　また、私のパワーポイント資料を勝手にいじくって

 

　　　自分の笑顔の写真を入れ込んでいました。

 

　　そんなん　いらんのに！！　勝手にいれるな！

 

　　　大変まじめに受講する学生たち

 

　　いねむりくんが誰もいない！こりゃすごい

 

　　っていうか韓国の「中・高」で慢性的に居眠り生徒が多いのは

 

　　放課後の塾通い、家庭教師とかの私教育がすごすぎるせいで

 

　　ほんとの授業に熱が入ってない、いれたら体がモタナいんじゃ？？

 

　　　いい感じで５０分の「日本文化授業」が終わり

 

　　　次は私にバトンタッチでした。