恵実子のひとりごと

ソウル地下鉄のエスカレーター

백강 문정사랑 2010. 9. 19. 11:25

 

先日、親戚関係の用事があって、あわただしくソウルに行ってきました。

ソウルの道路は秋夕(チュソク)前とあっていつもより混雑。

こんなときは地下鉄が便利です。

 

地下鉄を降りると、上にあがるエスカレーターにがあります。

ソウル地下鉄のエスカレーターでは

右側の通路はそのまま乗っていたい人が立って

左側の通路は歩いてでも早く到着したい急ぐ人のために空けて置く

という誰が決めたわけでもないけど

いつからかそうなった不文律がありました。

 

ところが2年くらい前から、

エスカレーターの左端を歩くことによる事故を防止するため

エスカレーターを歩かないようにしよう!という呼びかけが始まっていました。

エスカレーターの乗り口を始めとして

地下鉄構内のあっちこっちにポスターが貼られていました。

 

 

それに啓蒙されてほんの一時期

左側に立っている人も立ち止まって乗っている風景が見えたのですが

今回ソウルで地下鉄に乗ってみたら

また以前のように左側は皆さん歩いて登っていました。

あんなにたくさんあったポスターも一枚も見えない。

 

 せっかちな韓国人には無理な要求だったのかな?

 

また、ここ何年かの変化として、

乗車券がほとんどすべて自動販売機で売られるようになったことが挙げられます。

 

 

 

 

 これはお年寄りや地方からでてきた慣れない人にはちょっとめんどくさそうでした。

 

交通カードの充電もこれでできます。

一回きりの乗車券を買う人は

切符代と一緒にに500ウォンの保証金を入金します。

降りるときにまた専用の機械にカードを

投入すると500ウォンが返還されるシステムです。

 

 

もうひとつの変化として

ソウル9号線の登場があります。

9号線の誕生で

金捕空港やヨイドとソウル江南地域の距離がぐっと近くなりました。

 

しかも同じ料金で急行列車に乗れるので

各駅停車しなくてもいいというラクチンさ!

 

だけどこの9号線にほかの線から乗り換えるときに

二回改札を通らないといけない。

あれっ?何で?

 さっき改札通ったのに?って

この9号線の改札にもう一回カードを通すシステムになっているので

それがはじめての人には

「わたし間違ったのかな?」と思わせる可能性が。

 

韓国語ででっかく

「乗り換えゲートです。料金は加算されません」と書いてはあるけど

ちょっと不安になったりもする。

 

これがその二重改札です。

 

 

駅の職員さんがどこにも見えないので

交通カードのこともそうなんだけど

責任もって答えて安心させてくれる人がいないのが残念だ。

 

足早な韓国人の中で親切そうな人を選んで

聞いたらだれでも教えてくれるんだけど、

間違ったことを自信たっぷりに教えてくれる人がいるだよな、これが。

駅員さんがあっちこっちにいたら良いのになと

私は思うんだけど。