恵実子のひとりごと

ソウルのすんごい治療院(2)

백강 문정사랑 2010. 9. 19. 11:56

 

ソウルに住む夫の兄さんの息子の腰の状態がずっと良くない。

 

高三のときの運動で痛めた。

入院治療して、手術もして、鍼、整体、物理治療なんかを受けてきたけど

今もあまりはかばかしくない。

 

彼は本当なら今大学4年生だ。

しかし現在まだ2年生。

途中体調が悪くて何度も休学したから。

 

軍隊にも行けない。

腰が悪くて続けられないのだ。

 

そんな感じでこの何年かその家は

なんとなく暗くて重い雰囲気が流れている。

 

息子さんの改名をすることになった。

良い名前をつけてくれる方を私が兄さんの家庭に紹介したのだけど 

体も具体的に直さないとなあと思って

ソウルで通っていた治療院を紹介した。

 

以前「ソウルのすんごい治療院」という記事で紹介した

ソウルマッポにあるあの治療院だ。

 

電話で話してみたら兄さんの奥さんが息子を連れて行くというので

ソウルで待ち合わせることになった。

 

ところが当日の昼、やっぱり行けないという断りの電話が来た。

息子さんが諦め気分で

もうなにやったってそう変わりないと言い出したそうだ。

しょうがないから一人で治療院に行ってきた。

 

先生は相変わらずお顔つやつやで元気そうだった

 

 

 

 

 

この先生にお世話になって、病気が治ったという女性患者さんが二人来ていた。

 

一緒に写真をとりましょうよ と言ったのに逃げられてしまった。

 

一人は元癌患者さんだった。

もうひとりの人は、すごく健康そうで

いったいどこが悪かったんですか?と聞くと

 

「全部悪かった。いいとこなんかなかった。」という。

 

この先生の治療は、整体と鍼とお灸とプアン器と、あと何かあるかもしれない。

私が全部知ってるわけじゃないので。

 

先生に、「いきなり日本から日本人の患者さん来たらどうしますか?」

と聞いたら、

「ああ、ぜひどうぞ」とおっしゃった。

 

すごく痛いけど、腕はいいです。

 

 

先生から一言

「うちに来たら一度死ぬことになるけど、それでも良ければ」