こんなこと、あんなこと

発想の転換2011.7

백강 문정사랑 2013. 9. 5. 15:59

 ママの一日は忙しい。

 休日だというのに、朝から末っ子が「単語カード」を棚から引っ張り出して


 

 「読んで!」という。 もうすでに絵本5冊くらい読んだのに。


 

 

 一枚ずつ読むのが今日はなんとなくめんどくさいので


 

 ばーっとばら撒いて


 

 「台所にあるもののカードだけ持っておいで、


 

 持って来たら、物の名前を韓国語と日本語で言ってみよう!」 


 

 遊びに切り替えた。



 

 
ソウルの教育ママ

 

 パジャマ姿で元気に、カードを集めて回るスンギ君



 

 やってみると、これ一体何に分類したらええんや? というカードもあった。


 

  たとえば[香典」みたいな、、、、、



 

 
ソウルの教育ママ

 

韓国語であっても、普段使わないものに対する認識が弱いのが分かった


 

 たとえば 「おたま」 と「しゃもじ」 の違いとか。



 

 「ふきん」 と「ぞうきん」の 相違点、共通点を言わせてみる。



 

 昼からは、子供達3人をつれて今学期最後の中国語教室だ。



 

  うちの子以外の学生さんたちは、先生じゃなくて、私に深いおじぎをして挨拶する。





 

 黙って教室に入ってくる子に



 

 「あいさつもしないのか!」 

             (湯婆婆のようだ)


 

 と、子供達にくぎをさしたり、



 

 廊下でうるさくしたり、暴れている子がいたら 、


 

 「やかましい! ここは勉強するところだぞ!!」


 

 と脅して放り出し、


 

 中国語の先生の教育環境が


 

 少しでも楽になるように目を光らせていた。


 

 


 

 今期のおやつも、ほとんど私が買ったり作ったりして持参した。



 

 おかげさまで授業環境はとてもよくて


 

 休む子が多いのでほとんど個人レッスンのようでもあった。



 

 うちの子供たちは「なんか知らないけど、中国語行くのは楽しい」 と言って


 

 中国語のクラスを楽しんで通ってくれている。


 

 裏方のママは結構たいへんなんだけど。



 

 それで、こんなにいそがしいママ業やってんのに、


 

 夫が不意にこんな憎たらしいことをいった。




 

 「台所に出しっぱなしの調味料が。


 

 どうしてもっとマメに片付けないんだろうか、うちの嫁さんは、」



 

 このばちあたりめが!! 



 

 「あなた、何をいってるの。


 

 私が、邪魔かなー? ってものに白黒つけずにグレーゾーンを放置しておけるような


 

 鷹揚な性格だからこそ、


 

 あなたという存在を私の目の前から消さないのよ。


 

 そのへんの、私の性格の心の広さとありがたいさ 、再検討していただきたい。」




 

 夫は心底びっくりした顔で


 

 「ああ、そうか。 そういうものの見方があるのか。


 

 人生いくつになっても勉強だな」


 

 

 「そうです。机の上の勉強だけが勉強ではないのよ!!


 

 特に男は観念的で、頭だけで考える傾向が強いんだから


 

 こうやって地道に家庭生活に深く関わってこそ

 

 あなたの研究成果が大きく開いて、いい閃きがおこるのよ!!


 

 だから、 しっかりあらいものやってね!!期待してるから」



 

 冗談のような話だけど、結構本音だ。



 

 韓国の田舎で三人の子を夫とすったもんだしながら育てている現在。


 

 「人間理解」という意味では、「最高最短コース」を


 

 選択したのだと思う。


 

それは、夫の研究にも私の仕事にも、必ずいい影響を与えると思っている。 

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