以前、韓国の遊び「コンギノリ」について「ソウルの教育ママ」
に記事を上げたことがあります。
それに手を加えた記事が9月中に
asahi・comに掲載されました。
新聞記事をこちらにアップしようとして持ってきても
なんか行間が引っ付いてしまいます。
読みづらいかたは、直接朝日コムの方に飛んで
読んでいただけたらと思います。
写真もついていますから。
えみこ)
http://www.asahi.com/housing/world/TKY201109230199.html
記事の後半に、わが家に何年も通ってくれている英語の先生が出てきます。
この先生のことは、以前にも「伝統美男」だ、時代遅れだというネタとして
一月前ほど記事にしたことがあると思いますので
「ソウルの教育ママ」を継続して読んでくださっている方には
ああ、なるほどな、こういう顔が「韓国の伝統美男」なんだなと
深い理解をいただけるかと思います。
先生、出演ありがとうございました。 礼!
みんなノリノリ コンギノリ
韓国の子供たちの遊びの一つにコンギノリ(コンギ遊び)というのがある。
一つのコンギの大きさはパチンコ玉より少し大きいぐらい。
外側はプラスチック製で中に小さな鉄くずのようなものが入っている。
降るとカシャカシャと軽い音がする。
現代の韓国の子供たちが遊ぶコンギは、
ほとんどが店で売られている既製品だ。
親の世代では、マメや石など身近にあるものを使って遊んだという。
コンギを韓日辞書で調べると「石投子(いしなご)」とか
「石な取」とか「石子」という言葉が出てくる。
日本にも類似の遊びがあったようだ。
韓国の子供を主人公にした英語教材にも登場する。
英語圏には「Jacks」というコンギノリとよく似た遊びがあるそうだ。
コンギの遊び方の種類にも幾つかあるが、
]放りなげたコンギを空中でつかんだり、
手のひらの中のコンギを手の甲に載せたりする。いくつつかんだか
いくつ載せられたかで点数を競い合う。
お手玉やけん玉の豆粒版といったところだろう。
これは手先の神経を集中する遊びだ。
手のひらの中のコンギを手の甲に載せるのは相当難しい。
韓国は言わずと知れた教育大国で、母親たちは早期教育に必死である。
しかし遠くの教室に連れていってわざわざ脳トレせずとも、
この「コンギ」、家庭で楽しんでやっていればそれなりの効果がありそうである。
以前、小学校で教師をしていたとき、子供たちが休み時間に
コンギに熱中している姿を目にしたことがある。
小学校3年生前後がはやる時期のようだ。
コンギこそ早期教育が重要だそうで、
上に兄弟がいて、小さい頃から家庭でコンギノリに慣れ親しんでいる子供
は「神業的」に上手なんだとわが家の娘は言う。
英語の先生が「自分はコンギは得意!」だとおっしゃるので、
実演をお願いした。
小さい頃からコンギに慣れ親しんできたそうで、
久しぶりのコンギ試演であったが、五つのコンギが手の甲に着地する。お見事。
「どれくらい小さい頃からこれで遊んでたのですか?」
「上に兄弟がいましたからね。いつからかは覚えてないのですが、
見よう見まねでできるようになってましたね」
「先生はご自分のお子さんと一緒にコンギで遊ばれますか?」
「いやー、私が忙しいのであまり一緒に遊んでやれないので残念です」
ユン先生がコンギの技を決める姿に、わが家の子供たちは拍手喝采である。
持ち運びが簡易で、場所を選ばず、誰でも遊べる。
そしておそらく手先の器用さを育める利点がコンギノリにはある。
後世に残ってほしい韓国の子供たちの良質な遊びである。
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