日本語の生徒さんの家で、
お茶うけに落花生が出てきました。
私が以前、ここのおうちで食べる落花生が特別美味しいと
何度もご主人に言ったせいで、気を遣ってくれたようです。
(お日様を浴びて、元気にそだつ肉厚のサボテンくんたち)
タッパーに皮つき落花生がたんとはいっていまして
それを私と生徒さんで剥きながらポリポリ
日本の原発の話だとか
日本でも1960年代に農村の嫁不足解決のため
韓国から嫁を輸入した歴史があるとか、
そういう話をしながら、食べていくと
いつのまにか、落花生の殻がたんまりと出てきます。 当然。
私はこの殻を、タッパーに入れるのが好きじゃありません。
これから食べようとしている落花生を探すのに手間取るし、見た目も汚い。
だけど生徒さんは、食べた殻をすべてタッパーに入れていく。
私は机の上にまとめて殻の山が出来ていました。
私が「なんで殻をタッパーの中に入れちゃうんですか?」と聞くと
「机の上において、そのままにしておくと、うちの奥さんに
『誰がこんな食べ方したんだー!!』と怒られるんですよ。」
私が食べた後を片付けるために、
生徒さんは ホウキとチリトリを持ってきて掃除を始めました、、、
「妻のいうことに逆らっては、
これから先良いこと何もないからね」
ということでした。
うちの夫も同じようなことを言っていて、
「家庭の最高権力と実権とは、いつのまにか、
妻の元に集中してしまった。
最初は、全然こうじゃなかったのに、
10年暮していつの間にか、こうなってた。
家庭で居場所をつくろうと思うなら、
決して奥さんに逆らってはいけないよ。
これから先、長い人生、妻に嫌われて良いことは一つも起らないから。」と
若いご主人たちに説いて回っている。
(こういう姿も100年前の韓国人が見たら、ビックリするだろうなあ。)
ただ落花生の皮をどこに捨てるかっていうだけの話のはずなんだけど
その「どこ」の決定に家庭内パワーバランスが見え隠れする。
権力者の気に入らないところには、
絶対捨ててはいけないという暗黙の了解と言うか、
目に見えない縛りというか。
一度、家庭で確かめて見てください。
テレビのチャンネルの決定権を誰がもってるか?
落花生の殻を捨てるとき、その基準は誰が決めてるのか???
結構深い問題だったりします。
'こんなこと、あんなこと' 카테고리의 다른 글
みんなノリノリ コンギノリ2011.10.7 (0) | 2013.09.10 |
---|---|
誕生日は朝祝う2011.10.9 (0) | 2013.09.10 |
すずめつかまえた2011.10.20 (0) | 2013.09.10 |
スピーチにいってきた2011.10.30 (0) | 2013.09.10 |
いろんな人生がある2011.10 (0) | 2013.09.09 |