- 我が家は息子が二人いるが
数ある日本の絵本の中で
彼等が一等賞にすきなのは
このシリーズ
馬場のぼるさんの「11匹のねこ」シリーズ
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11匹のねこたちが、とらねこ大将という名前のシマねこをリーダーに
いろんなことをやらかす。
ねこたちの行動は、全く模範的じゃない。
多分、子供たち、特に男の子たちには、それがたまらない。
何回読んでも面白いらしく
私はほぼこれを毎日末っ子から、目の前に突き出されて
「読んで!」と追いかけられる。
これは「11匹のねことあほうどり」の一場面
ねこたちは「コロッケ屋さん」を開業する。
あまりもののコロッケを分けてくださいーと
立ち寄ったあほうどりに
気前よくコロッケを分けてあげる。
親切心からじゃなくて、
あほうどりに兄弟がいることが分かったからだ。
あほうどりの兄弟もちょうど11ぴきいるらしい!!
店の余りもののコロッケに飽きたねこたちは
このあほうどりを故郷に案内させたら
とりのまるやきを一匹ずつ食べられるんじゃないかという下心で
あほうどりにコロッケを振舞う。
その結果は、、、
こどもたち大爆笑、な結末を迎えるので
結局何度も何度も読みたがります。
去年日本に帰ったとき
11匹のねこのカルタも購入しました。
2011年版のカレンダーまであったそうです。
それは知らなかったのですが。
「11匹のねこシリーズ」のファンがいるのでしょうね。
2012年版もあるのでしょうか?
さて、11匹のねこシリーズほど有名ではないのですが
おなじく馬場のぼるさんの絵本
「きつね森の山男」も面白いです。
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超寒がりのお殿様の夢は
きつねの毛皮でぬくぬくの冬を迎えること
この部分の描写が面白いので抜粋します。
とのさまの あたまのなかは、キツネの毛がわのゆめで
いっぱいに ふくらんでいました。
「いまにみておれ キツネども。ことしこそは
キツネがり大作戦を やってやるぞ。
秋になって、 まるまると こえたところを いっぴきのこらず、
つかまえて ちゃんちゃんこに してやるのじゃ。
それから えりまきじゃ。 しきものじゃ。
あたまにかぶるずきんじゃ。 どてらじゃ。 はかまじゃ。
てぬぐいじゃ。 いや、てぬぐいは だめじゃ。
うふうふうふ。 もうことしの冬は ぬくぬくじゃぞよっ。」
きつねの毛皮でぬくぬくの冬をたくらむ殿様は
森のキツネの一斉捕獲を狙っていたのですが
主人公の「山男」に邪魔されます。
「山男」はこのとおり、いつでも裸同然の薄着
殿様に、「からだが暖まる秘訣」を教えてあげるのでした。
子どもに読んであげながら
いっしょに笑って、自分も楽しめる絵本です。
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