名前の話2011.12.

　私の名前は「えみこ」といいます。　　（わかってるって！！）

　

　この「えみこ」という名前は

　親がつけたのではありません。

　母がどこかのお寺のお坊さんにお願いしてつけてもらったそうです。

　ある程度の年齢になって

　私が姓名判断というものをおぼろげにおぼえ

　自分で名前を判断してみました。

　

　　苗字とくっつけて鑑定してみたところ

　　全体的に悪い名前ではないのです。

　　しかし「えみこ」という女性にだけしかつけられない名前のくせに

　運勢自体が、男向きの名前なんです。

　　仕事が上手くいくとか、

　　金持ちになるとか、

　　上役の引き立てがあるとか、

　　社会的に活躍するとか、

　　国際的に動くとか、そういう判断ばかりが出てきて

　　夫と上手くいくとか、

　子供に恵まれるとか

　家庭円満とか、そういう内容をみると、

　どっちかっていうと凶。

　おっかしいなー？？

　お坊さんがつけたっていうのになあ、

　

　別の流派の姓名判断で見てみても、

　似たり寄ったりの結果が出ます。

　　これはどうみても男につけた方がいいバランスなんだけど

　どうしてお坊さんが「女の子」と分かっててこの名前にしたかなあ？？

　と不思議に思っておりました。

　それをある日、母にぽろっと言って見たところ、

　「ああ、それはね！

　　お坊さんが命名してくれたのは、旧漢字づかいだったから

　　使えなかったのよ！

　役場に届けにもっていったら、

　この字は使えないって言われて、

　その場で新しい形の漢字に直されたから

　名前の画数がこうなったのよ！」

　　ということでした。

　ボウズ！

　世の中の流れをちゃんと把握して、

　　命名せんかー！！

　と、思ったのは言うまでもありません。

　　結婚したら姓が変わる

　　そうしたら姓名判断もまた違う結果になるだろうと

　　２０代の自分を慰めていたのですが

　　

　よりによって私が結婚したのは韓国人

　

　　韓国では、結婚しても女性は親から受け継いだ姓を名乗ります、、、、、

　　韓国に帰化する予定のない私は

　これからもずっとこの名前なのね、、、、

　　まあ、いいだろう、良い名前だよ。

　　　この名前で結構です。

　　　　姓名判断もうどうでもいい。

　　でも！

　　

　　ボウズ！　世間のことを知らんと

　命名の客もリピーターがつかんぞ！！

　　　　　来年の帰省のとき、実家の母にその寺の名前を聞いて

　　　　　　　直に言いに行こうかと思っているのです。