小学校の終業式の季節です。
小学校ごとに終業式の日が違うのですが
大体今週中にはどこの小学校も区切りを迎えます。
私が出勤する僻地小学校の授業も今週で終了。
ですから私の出勤も昨日で終わりました。
校長先生からも教頭先生からも
「この期間、力を尽くして下さり、大変ありがとうございました」と
感謝され、気持ちよく学校を後にしました。
子供達の韓国語の能力が、かなり目に見えて上がったので
このくらいなら、
まあ、韓国人の劣等生よりもマシだなと
先生達は思っているのでしょう。
しかし、秋からずーっとやってきたから
ある程度結果がでたのであって
これを辞めてしまうと、
またいろいろ問題が起こるのは目にみえています。
まだまだ彼等の韓国語能力不安定ですから。
家庭での勉強に対する支援はない!
来年の予習なんか家庭では絶対してくれない。
学校の方では、
冬休み中に彼等に個人的な補習授業を受けさせるつもりで
すでに予定してくれているようでした。
ところが、子供達は私に、
「1月から家族で日本に帰るらしい」といいます。
そのことを教頭先生に伝えると
「1月は学校で勉強させて、二月に帰省してくれたほうがいいんだけど
冬中勉強できるしね。」
そのことを伝えに、授業が終わった後、
子供達のお母さんに会いに行きました。
そこでお母さんに
「パンハクがね、、、」と言いかけると
「パンハクってナンですか?」
ずるっ!!
パンハクというのは学校における夏休みや冬休みなどの
長期の休みのことをあらわす韓国語です。
この人、韓国で母親やって一年になろうというのに
こんな基本的な単語も知らんのか!! 夏休みもあったやろーが!!
気をとりなおして、説明し
「日本に帰るんですか?」
「12月の末か、1月の頭にと思ってるんですけど」
「教頭先生は、一月は学校で勉強させたらどうかと言ってますが」
「でもー、一年に一度くらいは日本に帰りたいし、、、
小学生の子供達は、
面倒見てくれる人がいたら韓国に置いていってもいいんですよ。
あの子達も、別に日本に行かなくてもいいと言ってるし。
でも、韓国の親戚に子供の面倒見てくれないかって頼んでも、
断られたんですよ。
韓国人って冷たいですよねー」
とお母さんは言った。
私はまたまたずっこける。
あほかー!!
あんたの家の子供の数が多すぎるんやー!!
7人も生んで何いうとんやー!!
何が、「韓国人が冷たい」!
ふざけんなー!!
そんなこと韓国人のせいにするなー!!
三人の子供の面倒を、一日二日ならいざ知らず
2週間から1ヶ月見てくれって言われたら
親戚でも嫌がるわー!!
しかもお母さんが病気で、面倒見る人がおらんとか
いうのなら仕方ないけど
お母さん、韓国の田舎暮らしが面白くないから
日本に行って気晴らししたいんやろー そんなん言わんでもわかるわ!
誰が子供の面倒なんかみてくれるかー!!
私は、これは黙っていてはいけないと思って
「韓国人が冷たいんじゃなくて、お宅の子供が多すぎるんです!
私でも、そんなこと頼まれたら嫌です!」
と言った。
お母さんは、びっくりしていたが。
なーにが、『韓国人は冷たい」だ!! 考え違いもええとこや!
そんなことほんまに韓国人にいうてみい!
『日本人は頭がおかしい」って言われるに違いない!
あんたのせいで、この町の日本人大迷惑やでー!!
もう、頼むから自分のこと日本人っていうてくれるな。
だまっといてくれー。
そして、 来年の子供の進級問題について
ご主人としっかり話し合って欲しいことを伝えた。
私は部外者だ。
子供の学年を動かすなんてことは、親からの頼みでないと
学校では聞いてくれない。
「今年一年そうだったみたいに、教室の幽霊みたいに
いてもいなくても、気にもされないなんて状態で
一年間子供を置いとくつもりですか。
私は、あの子が一年あんな状態で教室にいたことに関して
今でもとても怒っています!
来年の授業についていけないようでしたら
学年を下げて勉強するということを、ちゃんと考えてください
子供のために。
一番良くできるお子さんでも、
来年はどうなるかはわからないって
先生も言ってるんです。」
ということを、お母さんにいうと
「子供達、学校楽しいって言ってますけどね、、」
とポツリという。
この母親まだ言うか!!
あんた、大体、人の話なんかまともに
聞いてないやんか!!(=`(∞)´=)
そんなあんたが、日常的に
子供の話に耳傾けるわけないやろー!!
「学校は楽しい」と言って、
子供が学校に通ってると思い込みたいだけやー!!
あんたが韓国の小学校の一年生の教室で
朝から座って教育してもらえー!!!
と思うが、私は平静を装う。
もうすでに、相当怒ってるが。
「授業の内容が理解できるのと、理解できないのでは
どっちが学校生活楽しいと思いますか?
学校の一番メインは学習です。
学習に興味をもてない、ついていけない、内容が理解できないと
子供達は『ただ座っているだけ』という状態に置かれます。
今の韓国の教育は、『自分で調べて、発表」が中心ですから
意味が分からないとやることないです!!」
と、たしか一番最初に、
このお母さんにに怒鳴ったのと同じような内容をまた繰り返す
愚かなえみこであった、、、、。
ああ、子供の韓国語能力は上がったけど
このお母さんは最初とあんまり変わらんなあ、、、
しかも、来年の郡の教育支援の申請期間が
1月中にある。 これも何度も「申し込んでください」とお願いしてたが
日本に帰りたい人の頭の前には、こんな情報すっとんでしまってたわけね。
「子どもの教育」ってものが、大事だと全然おもってないのだから
このお母さん、しかたないわな。
「帰省の期間は一ヶ月やそこらでしょう。
でも、子供達は、一年韓国で教育を受ける立場なんですよ。
子供達の学習環境を整えるために、やるべきことはやって
申請することは申請して、日本に帰省しないと。
期間が長いのは韓国生活ですから」
お母さん 、全然聞いてませんが、、、、、
あーあ。 この人が一月に韓国にいないとすると
郡の教育福祉の面接は受けられそうにないな。
大体、家族全員で日本に帰省できる経済力があると見られて
福祉対象にはしてもらえそうにもないや。
ということで、子供達のお母さんの考えは
全然変わってないということがより はっきりしましたが
一応私の教育期間は終了しました。
「来年もお願いしますー!」と帰り際に校長先生に言われました。
教頭先生にも
「えみこせんせい。来年もなにかあったらお願いね!」といわれましたが
「来年もここに来るのは、苦しいです!
私なしでも、子供達が学習できることが
私の心からの望みです!!!」
と伝えて帰ってきました。いや、ほんまに!
この期間、韓国の幼児達が就学前にやる基礎プリントみたいなものを
あまりにもたくさんやったため
私の韓国語の表記はよりはっきりとし
昨日、末っ子に韓国語を教えているとき
夫に
「おまえ、それ迷わず書けるんか!
オレでもどっちかなって一瞬迷ったぞ!すごいな!!」
と褒められるくらい上達しました。
結局、学習というのは、
教えるものが、教わるものの何倍も勉強することに
なるということです。
生涯学習!のえみこには、いい訓練期間となりました。
わたしの愚痴に付き合ってくださいました読者のみなさま
ありがとうございました。
もともと限定記事というのは
機密性の高い情報とか、お得な情報とか
読んでくださった方に、利益をもたらすものを書けたらと
思ってはいるのですが、、、
結局、他の記事より口が悪くなっているだけだったという
申し訳ないオチで、、、、
いつかは有益な情報をお伝えできれば、、、と思いつつ筆を置きます。
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