えみこ書評(2010年以降)

できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法2011.12.31

백강 문정사랑 2013. 9. 11. 11:12

できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法/松永 暢史
¥1,365
Amazon.co.jp


  えみこです。


 

 これを読んでみました。



 

   サブタイトルは 「塾に行くのは半年だけでいい」

 

 -受験で壊れるこどもが続出する現代ニッポン。

  「お金を払って子供を壊す」という最悪のシナリオに陥らないため

 親が本当にすべきこととは?-




 

    

男の子を伸ばす母親は、ここが違う!/松永 暢史
¥1,260
Amazon.co.jp


  この本で有名なプロ家庭教師の先生ですね。




 

  著者の松永先生、


 

  「塾」をまっこうから悪いといっているのではなく、


 

 最近のあまりにも「利益追求」に走る塾の姿勢を戒めています。


 

  



 

 「塾」には「塾」として利用すべき価値があることは、しっかり認めています。




 

  しかし、あくまでも塾は「子供の学習の手助け」をする一面とは別に


 

  「塾」自体の「営利追求」という面を常にもっています。



 

 そのことを忘れて「塾」と付き合うと、


 

  親が子供を塾に送る気持ちは、「こどものために」だったはずなのに


 

 肝心の子供の心身に悪影響を及ぼすという結果になる恐れがあると


 

 著者は主張します。

  


 

  

 そうならないために、


 

 この本では「塾」とはナンなのか?ということを



 

  あらゆる角度から考察します。

 

 「塾」と関わるとすれば、

 

 一体どういう関わり方が良いのかということを

 考えさせる一冊です。

   この先生は

  

こんな働く母親が、子供を伸ばす!/松永 暢史
¥1,260
Amazon.co.jp



学校じゃ教えない「子供のアタマ」を良くする方法 (ワニプラス)/松永 暢史
¥1,470
Amazon.co.jp


  まずは、「親が賢くなること」!


 

  た大事だといい、そのことについて書かれた書籍も多いです。


 

  親が一緒に勉強しろという意味ではありません。


 

  子供の教育に関して


 

  親こそが、高い視点での戦略をもつべきだという意味です。



 

 また、男女の性差をいうものを、ものすごく重要視していて


 

 「男の子」と「女の子」では、学習の取り組みが全く違うものであるため


 

 指導法も同じではおかしいということで


 

 「男の子は、、、」「女の子は、、、、」


 

 という風に分けて説明されます。



 

 私教育の教師でありながら


 

 一過性の「受験」というものが、一生を左右するものではないというスタンスが魅力的です。



 

 一生の中で一番大事なのは、「勉強」じゃない。


 

  だから「勉強」くらいで、転んでしまわないために


 

 あらゆる方面から考察して対策を立てようというところに共感します。


 

  

 そんなこんなで


 

 私はこの人の教育書をよく読みます。



 

 この先生の出した



 

 

暗算・算数に遊びながら強くなる びっくりサイコロ学習法―変形12面体&20面体サイコロつき/松永 暢史
¥1,680
Amazon.co.jp

もかってみました。



 

 三ヶ月くらい子供達にやらせてみて


 

 どうだったか、また報告します。

 



 

 あと、日本ではやってるらしいこれも入手してみました



 

  

6時間でできる!2ケタ×2ケタの暗算―岩波メソッドゴースト暗算/岩波 邦明
¥900
Amazon.co.jp





 

 






 

 私なんか、韓国で子供を教育している上に


 

 ほとんど子供達を「塾」に通わせてないものですから


 

 「私教育」の先生とちょっと突っ込んで話をすると


 

 ものすごく脅されます。



 

  「そんなんだったら、中学校にはいったらついて行けなくなるに違いない」


 

  「子供の成績が良いのは、きっと今だけですよ」


 

  「みんな中学生の子供を持つまでは、そういう甘い考えなんですよね、、」



 

 もうええっちゅうに!




 

  あんたらの不安を人にまで伝染させるな!




 

  私は、今冬休み中、


 

  娘と一緒に韓国の中一の数学の問題を解いていますが、



 

  中学生の数学っていっても


 

 小学校の延長だよなあ、と思います。


 

 「このレベルの問題ならば、


 

 数学的勘よりも読解力の能力が求められる



 

 としか思えません。





 

 数学では、問題の定義をしっかり理解することが出発点ですから


 

 なにより国語の能力が弱いと学年が上がるにつれて大変だと思います。


 

 


 

 数学の内容が、どんどん「目で見えるもの」「手で触れるもの」から


 

 遠ざかっていきますから。


 

 具体的な数だったものが、抽象化していきます。


 

 マイナス概念も出るし、


 

 「虚」の世界も登場します。


 

 どんどん話が、「ファンタジー」になっていくので


 

 「その世界」に入れない人には数学は「わけの分からん世界」になってしまいそうです。






 

 英語の問題にしても、


 

  「そんなに難しいか???」


 

   と思うのです。



 

 なんか、中学生の英語は、どったらこったら

 

 言ってますが、でも基本は同じですから。



 

 一問も間違えずに、全科目で100点とれって言ったら


 

 そりゃ難しいかもしれないけれど。


 

 (ここはそういう国だから)



 

 だけど、「塾」に通わなかったら「おしまい」ではないでしょう。



 

 だから「塾」と賢く付き合う方法を考えましょう。


 

 もうちょっと突き放して客観的に考えてほしい。(これが韓国人には出来ない、、、)


 

 韓国のママたちも。