えみこ書評(2010年以降)

ゆるく考えよう2011.12

백강 문정사랑 2013. 9. 11. 11:10

また、本の紹介を
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法/ちきりん
¥1,365
Amazon.co.jp


 

 ー毎日を楽しく生きるための極意ー



 

 帯の推薦文は堀江貴文氏


  「オヤジの書いた説教本を読むより、

  この本を読むほうが100倍役に立ちます」




 人気ブロガーちきりんさんのブログからでた書籍です。




  日本から出て分かったことなのですが


  「日本では、、、普通こうするのが当たり前!」 という縛りがあります。


  もちろんそれは、どの国にもあるものですが


  日本の当たり前は、アジアの国のなかではかなりレベル高い。



  そこまで当たり前の基準を上げて生きなくても


  日本社会ちゃんと回っていくだろうと


  韓国で住んでて思うときがあります。



  当たり前の基準が高すぎるために


 ついていけなくて苦しいなら、


  もうちょっといいかげんに生きてもいいのでは??


 と日本を外から見ていて思います。




  著者のちきりんさんは


  「社会が押し付ける固定観念に縛られず、


  自由に楽しく自分らしく生きるためには


  生活の様々な面で、もうすこし「ゆるく」


  たとえばこんなふうに考えればいいのではということを


  まとめています。


  こんな考え方もあるのか!というひとつの例として


  読んでいただけたら」 と語りだします。



  具体的には、ちきりんさんは


   こういう提案をしています


  ラクにいきるために

   ・目標は低めにもちましょう!

   ・人生は早めにあきらめよう!

   ・多数派が正しいわけではない。

   ・日本はすばらしい国


  「自分基準」で生きるために 

   ・欲望をとりもどせ!

   ・「やめる」決断ができれば「はじめられる!」

   ・自分に近いものにこだわりすぎるのはやめよう!


  賢くお金と付き合うために

   ・10年以上のローンはダメです

   ・大半の保険は不要

   ・大事なものはコストで決めない

   ・「所有」という時代遅れ


  仕事をたしなみ未来をつくる 

   ・勝てる市場を選ぶ

   ・インプットを最小化する

   ・能力のない人への4つのアドバイス

   ・「人脈づくり」は多分無意味です。

   ・アドバイスの正しいもらい方



  ストレスフリーでたのしくすごす

   ・おいしい人生

   ・分を知る

   ・性格は変えられる

   ・運命と戦うか受け入れるか

   ・「自分の表現方法」と出会う



 など。これは目次の抜粋なのですが


 この内容を見ただけでも、ちきりんさんの行こうとしている方向が


  なんとなくわかりますよね。



  キーワードは自立

 

  自分の足で立てる人間になろう!


 


   今、多くの企業が「欲しい人材」というのは


   「命令をただ実行する素直な社員」ではなく


   「自分で企画して、販売先を開拓して売って来れるような!」


   主体的に動ける人間です。


   たぶん「ちきりん」さんみたいな人。


   

   ちきりんさんのブログは


  一月に何万の人が見るって言うのですから


  これってすごい影響力です。




  


 ここで 「ソウルの教育ママ」ならではの書評!

 


  じゃあ、このちきりんさんみたいな自立志向の人間


  を育てたママはどんな人だったのか?



  ラストにちゃんとちきりんさんが


   あとがき    楽天的であることー「良かった確認」に


   書いてくれています!


  ありがとう ちきりんさん。



  彼の育った家庭には


  「良かった確認」というのがあったそうです。



  どんなに絶望的に見えることでも、


  その中に「良かった」ことを見出し


  よかったねと確認することのことで、 


  ちきりんママはこの「よかった確認」の天才だそうです。




 旅行先が混んでいれば「活気があって楽しかった」


 道に迷ったら「ダイエットになってよかった」


 財布をすられても「お金ですんでよかった」


 大事な仕事の日に寝坊したことでさえ、

 

  「こんな大事な日に寝坊するなんて、相当疲れていた証拠よ

   

  もしも起きて行ってたら、無理が祟って病気になったかもしれない。


  倒れる前に体力が回復できてホントに良かったね」



 というほどの人だそうです。





  ちきりんは日本の将来についても「なぜか楽観的」


  考え方の基本姿勢がおそらくこのママに由来するのだろうことを


  御自分でおっしゃってます。



   ラストに ちきりんは



  1  自由に生きる ということ、誰かと比べられるのでもなく


    社会に評価されるためでもなく、自分のためにいきよう!



  2  モノは考えよう。世の中はいうほど暗くない。


    楽観的に生きよう!


  


  自由に楽観的に人生を楽しみましょう!


  で結んでいます。




   明るく軽い波動の本でした。