教育の話

反共時代の銅像2012.5.7

백강 문정사랑 2013. 9. 24. 14:36

テゴンさんの廃校は


 もともと小学校でしたので





 


 奥さんに


 「ここって銅像なかったの?」と聞いてみました



 

 (こんなのは いっぱいある)


 

 銅像あるにはあったそうですが


 管理が手薄なときに

 

 誰かに盗まれてしまったようです。


 (金属は売るとお金になりますから)



 なんの銅像があったの?と聞くと


 李瞬臣将軍と


 「反共少年の銅像」だというので



 『反共少年って何?」と聞くと


  彼女は笑って


 「それ昔、よーく小学校にあったのよ」



  韓国は1950年に6.25動乱を経験しています。


  共産党勢力が一時期ほぼ釜山まで攻め尽くしました。



 ですからそれ以降の韓国の教育のスローガンの一つに


 強く「反共」があったそうです。


  
ソウルの教育ママ


  この学校にも

 

「勝共なくして統一なし」と書かれています。


 


 最近の韓国の学校教育のなかで


 「統一」という言葉がやたら使われます。



 美しいイメージがつきまとうのか


 ごく簡単にいいますが



 統一するために乗り越えないといけないなにか


 犠牲にならなければいけないなにかは


 すっぽりと忘れ去られてしまったかのようです。



 このスローガンがあった時代には


 それがあったのでしょうが。



  ところで「反共少年」というのは


  これです


   
ソウルの教育ママ

  反共少年 イ・スンボク君


 共産党に抗って殺された少年だと


 私は聞きました。



 江原道のピョンチャンに記念館があるようですね。


 

 今でもこの銅像、残っている韓国の小学校はあるのでしょうか?


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