こんなこと、あんなこと

 金曜日の晩に2012.6.25

백강 문정사랑 2013. 9. 25. 11:00

 土曜のコチャンのパンソリのテーマは


  シン・ジェホ先生と、弟子の恋物語。


  創作ですけどね



  
ソウルの教育ママ



  


シン・ジェホ先生は


 御自身がパンソリの歌い手ではありません。



 もともとパンソリというのは記録されている芸術ではなく


 口伝によるものでした。



 それをはじめて学問的に体系付けたのが


  シン・ジェホ先生 (号は桐里)



 その弟子の中にパンソリの名唱チン・チェソンがいました。


  チェソンはその能力を買われて


  ソウルに上がり宮に入ることになります。


ソウルの教育ママ


 しかしチェソンの心はシン・ジェホ先生の下にあります。



 

  ソウルに上がらねばならないが


 

  できることならこれからも先生の側にいたい。



 

  先生の心のうちはどうなのか


 

  この劇中では


 

  シン・ジェホもチェソンのことを思いながらも


 

  その心を見せることなく


 

  つれなく彼女をソウルに送ります。




 


ソウルの教育ママ


 チェソンがソウルにあがったのは

  慶福宮落成祝いのために歌声を披露することが目的です。

   

   しかしソウルにあがってもなお

  チェソンは師匠のことを忘れることができずに

  涙にくれます。

 

   
ソウルの教育ママ

という悲恋を題材にしたものです。



 

 これが実話かどうかは分からないのですが

 

 そういう話が伝わってはいます。



 

  

  結局このチェソンは、ソウルを離れることになるのですが


 

  彼女が果たしてコチャンに戻ってきたのか


 

  それは分からず、彼女がどこで亡くなったのかも定かではないそうです。

  
ソウルの教育ママ


 

   ウチの夫はこの日、カメラを立てて録画していました。


 

  その隣でも別のカメラが録画していました。




 

   全羅北道の南原(ナモン)というところから団体さんが来ていました。



 

    その南原は「春香」という伝統的なパンソリの発祥地です。


 

  

    どうもパンソリをやってる方たちがの団体さんだったらしく


 

    掛け声からして違います。



 

   「チョーッタ!」


    「オルースー」


    「オルシグー!」



 

    この劇ではいつも観覧客が前に引っ張り出されて

 

     いろんなことをやらされるのですが


 

    この日は小学生の女の子が前に呼ばれました。




 

    「君はパンソリやってるの?」 と司会者が聞くと


 

    「はい、やってます」


 

    と彼女は答えます。




 

    「じゃあ、ちょっと歌ってみて」と司会者がいうと


 

    この子が朗々と一曲のパンソリを歌い上げました。



 

    半分寝てたような観客まで起き上がって


 

    「すごい!」


 

     zainiti74さんもタバコ吸いに


 

   ちょっと席をはずしていたそうですが


 

    あまりの名唱に舞い戻ってきたそうです!!!



 

    なんだかんだ言って


 

    私はほぼ毎週ここでこれを見てるのですが


 

    毎回いろんな違いがあって面白いです。




 

   実はzainiti74さんの泊まっているホテルに


 

   もう一人日本人男性の観光客が泊まっていると


 

   ホテルの主人が教えてくれました。


 

   その方もパンソリを見にでていったということでしたから


 

   同じ会場のどこかにいるはず



 

    まわりを見渡して「あのひとかな?」と思い


 

   声をかけると 「ビンゴ!」



 

   その場で仲良くなって、


 

    その方も一緒に我が家に向かい


 

    みんなでお茶を頂きました。



 

     ウチの夫はせっせとお茶を淹れてくれました(笑)