観光(全羅道)

パンソリ公演ラストの日2012.10.16

백강 문정사랑 2013. 10. 1. 13:48

近所のお城の近く


 シン・ジェヒョ古宅で 五ヶ月の間演じられたパンソリ公演


 いよいよラストの日です。



  これは行かねば!!



 
ソウルの教育ママ



 パンソリ学者 シン・ジェヒョ


 その愛弟子は師匠をおいて


  ソウルに旅立つことに



  歌の能力が認められての


 お呼びです。


 

 

  先生をおいて行きたくはないのです


  (とは言いませんが心中はそうです)





   師匠と弟子の間の揺れる心情を


    歌で表現します。



 でも師匠は決して隙をみせません。


  「おまえは行くべき人間だ。


   韓城でうたってこそ、 大きな舞台で認められてこそだ。」



   芸術家としての道は開かれている。


  でも一人の女性の心情としては


  このまま師匠のそばにいたい、、、



   彼女は漢城に旅立ちますが


  その顔は明るくありません。


  どこにいても師匠のことが胸をよぎります。


  


  という切ない心情を描いた作品です。


   現代の創作です。

  



これはいつも途中ではいる余興



  師匠が『水もってこい」


  というのに


  水もって行ったところ


  おきてこない。




   ダメだこりゃ  どっかで女の人を探してもっていってもらおう!


  ということで


  いつも客席からひとりの女性がひっぱりだされます。

  



  あれ? いつもアガシがでてくるのですが


  きょうはすこし年齢が高い、、、、


  と思ったら


  本日はなぜか女性客が異常にすくなく


  座っている女性は小学生かこの方くらいの年齢以上です。



 

 なぜかというと


 

  この道化役の男性と、この水はこび女性に


 

 「縁組したら良い」というシン・ジェヒョ先生の台詞が


 

  あとで入るからです。


 

  

  この日はシン・ジェヒョ先生は


 

  この女性と縁組しなさいではなく


 

  この女性の娘さんと縁組しなさい!と申し渡しました。




 

  


 

 無事に舞台はおわり


 

 ラストに出演者と記念撮影



 

  



 

 このわらわらと群がる男性たちは


 

 実は中国人です。



 

 なぜかというと郡のホールで

 

 翌日「中国の京劇舞台」が予定されていて

 

 その出演者たちが見学にきてたのです。



 

 ああ、それで、男性客ばっかりだったのね。



 

  



 

  みなさま 大変お疲れ様でした~~!!


 

  何ヶ月も楽しく見させていただきました。


 

 是非来年もやっていただけたら! とおもいます。