おはようございます。
本日、こちらは雨
ちょっと温かいです。
この雨で路地の雪が解けて
そのあとお日様が出てくれたら
雪国状態が解消されるとおもいます
ちょっとはやすぎる冬の到来でした。
さて、私の書く文章の意図を
多分読む方は
理解してくださっていると思うのですが
(といってもブログなので
誰が読んでるかは私の知りうるところではありませんが、、)
私は自分が
「教育の正解をみつけた!みんなついて来い!」と
思って書いているのではありません。マジで。
「韓国の子育て、こうするのが王道!」みたいな。
(韓国の出版社が好きそうなタイトルです)
私の方法が最善なのかどうかも自分でも分からずに、
でも自分の場合は、こうだったよという話を、
どこまでも「えみこ」という
人間の目から見た韓国の教育だということを、
何度も念を押しながら書くように心がけています。
人にたいしたアドバイスもできないし
聞かれても
「こまる~ごめんなさい。分かりません」なんですよ。
でもつらつら書いているのは
日本人女性って、悪くない社会環境で育ってて
世界的にはとても恵まれた教育をうけてるんですね。
だから
日本女性ってかなり高い確率で
「自分の中に解決する力をもってる」って
思ってるからです。
私たち日本人は
「もっと自信を持て」とか
「もっと前に出ろ」とかいう育て方をされませんでした。
韓国の子育てではよーくこのフレーズが出ます。
もう、こうるさいくらいに。
その反面、私たちの育った世代の日本では
「協調力」や「共感力」というとても美しい特性を
育む余裕が社会的にあったとおもいます。
それは促成では作れない能力です。
母親という「受容と寛容」が要求される役割においては、
大変重要な能力です。
日本人の女性は
韓国人女性よりもパッと見て目立たないかもしれないし、
(整形とかあまりしないし)
押しが弱いようですが
(すぐに人のことまで考える)
「周りの人を生かす」ことのできるという意味で
潜在的な高い能力をもっているとおもいます。
別に自分が積極的に
動かなくてもいいはずなんですよ。
勝手に周りの夫とか、子供とかが
勝手に能力発揮してくれれば。
だから、韓国人のまねをしなくても
(韓国人を理解する必要はありますが)
私たち、日本人女性は
おそらく夫や子供たちの
もともと持っている能力を
生かしてあげられる
優秀な部分を育ててあげられる要素を
特性としてもってるんだと
思うようになりました。
つまり、横で周りの人を
「認めてあげる」
「信じてあげる」
「励ましてあげる」
ことが、韓国人女性よりも
楽に出来るはずなのです。
私たち日本人女性は
「ぼーっと」したり「うっとり」したり
「ぼんやり」したりすることに長けていますが
最近の韓国人女性、とくに頭の良い優等生として
育った人は
こういうことが難しいらしいのです。
つまり「感覚に身を任せてその中で遊ぶこと」を
母親の世代も知らないし、
(あまりにも時代が激しかったから)
まして、「あれしなさい」「これしなさい」に追われて
そのとおりについてきたおりこうさん
(今学校の先生をやってるような女性たち)の
感覚がですね、、、
脳が男!なんですよ。
この人たち、社会的に韓国では美人が好まれるということは
よく分かってるので、
「美しく装おう」努力はすごくするのです。
顔に「手もいれる!」
だから綺麗な先生がホントに多いですね。
へんな人なんて見つけられないくらい。
韓国の小学校の女の先生のファッションというのは、、、
すごいですよ~
胸にホイッスルぶら下げたジャージの先生なんていませんよ~
今年の最新ファッションが
職員室で競われてんの?って感じで
まあ、華やかなモンですよ。
ファーとかすごく使います。
私が去年通ってた小学校の先生で
そこらへんのヤスモンのファーとかじゃなくて
100万円クラスのミンクを着て
仕事している人がいました。
またこのブラックミンクが本人に超似合ってたんですけど
場所は職員室ですよ!
(女性の教頭先生でした!これホンマです!!)
一体冬のコートをいくつ持ってんの?
家中衣装室かい?という、、、
すごいファッショナブルな先生がいたりとか、、、
とにかく「美しいことに価値がある!」と
いう思いがここでは普通に強いし
そこに向けての執念が、
私にはとてもついていけないレベルなんですよ。
しかしその「美しい」へのアプローチがですね
「社会的価値の上位にあるものへの接近行動」
であって
脳で思考した挙句の「美への接近」に
近いのです。
美しいものをみて
自然にいいなあと手に取りたくなる。
身に着けてみたくなる
それを近くに置くことで
なんとなくココロが、ほんわかしてくるから
ついつい「美しいもの」に心が奪われて
見入ってしまう
というタイプの接近じゃないんですよ。
韓国のお家が清潔でピカピカなのも
小さい頃から母親に
「きれいにしなさい!」と怒られ続けた強迫観念で
習慣になって
きれいにしている人もいます、、、
この清潔とか美は、、ふ、不自由だ、、、、、と思いました。
子供の格好も
子供本人に確認して「きつくない?動きやすい?
肌が痒くない?」というポイントよりも
「見た目ビンボー臭くないか?」が韓国で高ポイントを得るのも
多分、ママたちからして
自分の「着心地」よりも、ファッションで上がり下がりする
「社会的価値」に重きを置いているせいです。
私は親戚の子供が
もうきっつきつの革靴を無理やりはかされてるのを見て
「やめなさいよ!それ虐待よ」とおもいました。
人様のお家に行くのに
きちんとした格好をしないといけないから
少々サイズがあってなくても
小さい革靴を無理して履かされている子の図、、、可哀想、、
あまりにも小さくて、自分で脱ぐこともできないようでした。
私、だから正直韓国人ママたちを見ていて
こんなママに育ててもらいたかった!なんて人
一人もいないんですよ。ほんと。
「こういうタイプの人が自分の母親だったら
息が詰まるかも、、、」と
感じることのほうが断然多かった。
そして悪いけど
こんな女が妻だったら、、、、どうしよう。
私が男だったら
捨てたくなるよな、、、
だってうるさいんだもん 横でぎゃあぎゃあと
あれしろ、これしろと。もーほっといて!
それも教育にしろ、ファッションにしろ
どうも世の中の流行に乗ろうとばかりして
一貫した思想や信条が見えない。
私が夫だったら
「黙ってろ!」と一喝するか
それでも聞いてくれないようなら
きっと帰宅するのが嫌になるんじゃないかと、、、
韓国人の男性、
別に無口な女が好きなんじゃないんですよ。
いっそ饒舌な女は「利口だ」といって褒められます。ここでは。
ただ、無口だろうが喋ろうが
きっと「男を立ててくれる女」が好きなんでしょう。
ああ、これは日本人も同じかな。
なんで、韓国でやたらと日本人女性が人気がある理由は
やっぱりそこなんじゃないのかなあ、、と
思います。
だから多分「男の人が急いで帰宅したくなるような家」
「今日は奥さんをなんといって笑わせようか?」
「うちの奥さんが好きなケーキをいくつか買っていこう!」
とか。
「子供が休まる家」
「お母さんに今日学校であった面白い話を聞かせたい
きっとうけるぞ!」と
足が向くような家庭を作ろうとママが目指すことは
たとえ、この韓国で子育てしたとしても
いや、社会が厳しい韓国だからこそ
そういう家庭は輝いて目立っちゃうんじゃないかと
思います。
社会が厳しいからこそ
意識して家庭は休まる場にする。
ママまで、社会価値に染まることはないのです。
社会と家庭は別物。
家庭は「能力で評価されない」場所にしてあげること。
もちろん韓国の様々な情況を
考察し、鑑みて
その中で自分なりの教育信条をもって
対処することは
絶対必要なんですけど、
それでもやっぱり母親は
のんびり構えて、
「自分ががんばらなくても良い」
という感覚人間のほうが
多分うまく周りが回っていく!
というなんか矛盾した話なのです。
うちの長男のハンギくんは
ホンマかどうか知りませんが
私に将来「世界一周旅行」をさせてくれるそうです。
その実現にむけての具体的方法は
全く知りませんが
「お母さん、イタリアで回りたいポイントはどことどこ?」
「そうねえ、北部と南部はだいぶ違うから
気候のいい時期に全部回って
いろんな現地の料理食べてみたいわねえ。
絞りたてのオリーブオイルをかけただけの
新鮮なサラダとか。 チーズの食べ比べは外せないからね。
都市では美術館とかオペラも見たいけど」
「仁川空港からの直行便がいいの?
それとも途中経由があっても構わない?」
「直行便じゃなくてもいいわよ
途中でとまってゆっくりしても、それも楽しいだろうから」
と、一体いつになるのか
ホントに実現可能なのか
どうなのか分からない、、、でも
ものすごーく具体的な旅行の話を
長男と
日常的に普通ーにしているのです
あんたどこの有閑マダムや??
ユーロの両替はどこでしておこうかとか
チップはヨーロッパでは必須じゃないから
それなりの席でだけあればいいよとか、(笑)
こういうわけのわかんない話って
なかなか楽しいですよ
「夢の話」だから!
ホントになればきっともっと楽しい。
私は自分で自分のこと頑張るから
あなたたちは、自分で自分のこと頑張ってね
手伝えることは手伝うけど、
というスタンスで生きていると
これが実に楽なのです。
そして、私が子供のことに一喜一憂しているときよりも
多分、ずっと子供たちが生き生きとしている。
うちの娘が中学校に入ってから
がったーんと成績が落ちて
夫の心をどん底に落とし込みました。
私は「中学校の勉強くらいなら見てやれるけど
娘もう大きいし、手取り足取りなんか無理無理
塾に行きたいなら送ってあげるから、自分で考えなさい」と
春から様子を見ていました。
だいたい親がこんなに好きに生きてるのに
子供を型にはめようなんて
恐れ多い!!自分でもできないくせに~
小学校では全科目で成績が良かったのに
中学校に入ってから、、というのはよーく聞く話です。
ママたちはそのためにいろんな準備をします。
そうならないためにも韓国には
いろんな教育システムがあります。
まあ、それで娘は
「そうか。いくらうちの親が放任でも
このくらいだと怒られるのか、、」ということが本人に
分かったようで、次の試験では、
イキナリがーっと点数が上がっていました。
先日の期末テストの
結果も「あれ?あなたこんな順位だったの?
悪くなかったんだね」というラインに落ち着いていました。
私は特別彼女に教科指導していません。
だから、、やっぱり
「自分ががんばらなくてもいい」
と私は思っているのです
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